ビジネスマンを自称する私にとって、PCの次に重要なツール「電卓」。
自分で買った最初の電卓は「CASIO JW-20T」でした。
この初代電卓は、当時は外廻り先での用途が多かったので、00が付いてて12桁の電卓の中から「出来るだけ軽くて薄型」のものを選んだ結果です。
この初代は大変役に立ったどころか、購入15年を過ぎて未だに動いています。
2代目に買ったのが標記の「amadana LC-204」です。
外廻り先での使用と別に、屋内で使用する電卓が必要になったので、当時発売されている中で最も良いものにしようと、
- もちろん12桁以上で00キーがあり、
- 同時に2個押してもちゃんと順番を判定して反応する
電卓の中から、唯一のパンタグラフキーだったのがこの機種だったんです。
もちろんバリバリ使いました。
大変打ちやすく、見た目も良いので商談にうってつけでした。
が・・・
表面のつや消しゴムみたいな塗装が溶けて、こんな状態になっちゃいました。
私がこんなベタベタ状態を体験したのは○ジクールのワイヤレスマウス以来です。
5年ほどでこんなになってしまう塗装はサスティナブルとは程遠く、設計思想としてよくないと思います。他が良いだけにこの点が残念ですが個人の感想はさておき、既に持っている物なので何とかしよう、と掃除してみました。
掃除の前にまず分解。
調べたら、既にこちらでやられてる方が。
ありがとうございます。
早速参考にして開腹。
上に写ってるフリスクの蓋は、2枚におろす際に使いました。
握りやすく、傷も付かないので不リスク。
無事にフロントパネル周りをはずしたのち、アキバで買った精密ドライバー(1枚目の写真左側)で基盤&キーボードをフロントパネルからはずしたあと、パーツクリーナーを吹きかけて雑巾でゴシゴシを繰り返しました。
パーツクリーナーをかけて塗装をはがしたプラスチック面は、経験上毛羽立った感じになるので、乾いた布やティッシュで軽くこするとテカテカになります。
ちゃんと綺麗になりました。
amadanaのロゴと四捨五入スイッチ、小数点桁スイッチの文字が消えちゃったのは、あとでテプラを貼っておきます。
アンダーパネルの塗装はまだ溶けてなかったので、底面以外の側面全てを落としておきました。
こうすると、次回底面の塗装を落とすときに分解しなくてもよくなります。