ご無沙汰しております。
コロナ環境下では多忙を極め、自分のことが出来る休日がひっ迫してました。
でもこのような状況は、この20年繰り返し何度もあったことです。
多忙な時期が続く期間は、既存ルーチンを新しい概念に置換えトランスフォームが完了するまでの間だけです。
事前に新しいトランスフォームのありたい姿を構想するときには、出来るだけ親和性と効率を追求した最善のものにすることを目指す、という
伊勢湾台風の復旧時に標準軌に改軌した近鉄
のような考え方でやってます。
要する研鑽は厭わず、トランスフォームが完了したら変化前より良き平常運転になることを目指し、常に動いています。
したがって、変化のときはいつも多忙になります。
さて、多忙な中、いつの間にかUbuntu Linuxが、ひさびさのLTS(ロングターム・サポート)となる20.04をリリースしてました。
それでこのたび、以前Ubuntu 18.04を
インストールしていた
HP ProLiant ML115(G1)に導入してみました。
以下は今のML115のハードウェア構成です。
ML115、発売は2007年だそうです。
手元にある中で最古のPCとなりました。
CPU | Athlon X2 BE-2350 |
---|---|
メモリ | 4.5GB |
HDD | 2.5inch SSD 30GB x 1 2.5inch HDD 500GB x 1 |
ビデオカード | RADEON X300SE |
DVDドライブ | RW5125A |
サウンドカード | USB |
ネットワークカード | オンボード有線 |
パーツのオークション比率はCPU・メモリ・ビデオカードなど半分を占めてます。
インストール
デスクトップ環境にLXQtを採用したLubuntuをインストールしました。
Lubuntuは18.10からデスクトップ環境をLXDEからLXQtに移行しておりますので、私にとって初のLXQtです。
QtにはリナザウやNokiaとの縁もあり、個人的に親しみがあるツールキットです。
流石にもはやリナザウのころの成果物は目に見えるものでは残っていないとは思います。
でも、それぞれ昔から使ってたQtとLXDEが融合するということに、個人的な嬉しさを感じてます。
インストールメディアはUbuntu18.04の当ML115を使ってダウンロードし、DVDにiso焼きしました。
インストール先は30GBのSSDにしました。
Win10だと容量が足りませんが、Linuxだとまだまだ戦えます。
インストール作業自体はなんの不具合もなく完了しました。
参考にしたのは以下のページです。
YouTube動画の再生ぐらいはストレスなく出来る程度の実用性あるスピードです。
日本語環境の構築
インストール後に再設定を要した部分は、日本語環境の構築です。
英語メニューの日本語化
プリインストールされているFireFoxと、あとでインストールしたGIMPは、各メニューが英語なままです。
FireFoxは一度アンインストールしました。
その後前述のページを参考に、
sudo apt install language-pack-gnome-ja language-pack-kde-ja
で、GnomeとKDEの日本語language packをインストールしました。
するとGIMPのメニューが日本語化されました。
その後FireFoxも再インストールすることで日本語化が完了しました。
親指シフト入力環境
日本語入力を、
長年慣れたローマ字入力を捨てて親指シフトに切り替える。
これも、出来るだけ親和性と効率を追求した最善のものにすることを目指す、新しいトランスフォームでした。
この年齢になってから自分の入力方式を切り替えることを一念発起したときから6年。
途中3年ほどのブランクを経て実質3年が経ち、ようやくローマ字入力には戻れない体になりました。
文字入力にストレスを感じなくなることにより、コミュニケーションの解像度が上がりました。
こんな素晴らしい入力方式が、標準に採用されなかったことでシェアが低いからといって廃れてしまうのは、大変残念なことです。
このサイトを参考にしたところ、無事に親指シフトができるようになりました。
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