親指シフトの練習を始めて今日で19日目。
5日前に親指シフトの業務使用を解禁し、さらこの2連休は家でもしっかり練習しました。
そのおかげか、ここ数日は目に見えるような上達があり、また「ものにできそうだ」という手応えも感じることが出来るようになってきました。
初日 WinCEのJornada690で練習開始。7月末までに親指シフトを仕事で使えることを目指す。
平家物語冒頭:3分3秒。
5日目 家練習でmacのiBookG4が使えるようにした。
NICOLA派宣言Sec.3:5分40秒。
7日目
平家物語冒頭:2分を切る。
13日目
NICOLA派宣言Sec.3:3分15秒。
14日目 7月末まで平家物語が1分を切ることを目標にする。会社のWinPCでも親指シフトを解禁。
平家物語冒頭:1分30秒台。
これが昨日は
平家物語冒頭:1分10秒台
NICOLA派宣言Sec.3:2分50秒
になりました。
この分だと、今後親指シフトを続けるかどうかの自分的ボーダーとしてる、月末まで平家物語1分切りも夢ではなさそうです。
もしこのボーダーをクリアできなかったら、親指シフトはあきらめて、一生ローマ字入力で通します。
今日は、思いつきでここまでやってきた自分の親指シフトを振り返ってみます。
まずは、何点か気づいたポイントを忘れないうちにメモ※個人の感想です
■キーボードは、キーのつくりがしっかりしていてストロークが深く打鍵感のあるものよりも、キーはプラ板みたいにペラペラでストロークも浅い方が打ちやすい
この写真は、2000年ごろの富士通 FMV DESKPOWER ME3/505Pに付属のUSBキーボードです。
写真のとおり、左右シフトキーに相当する無変換・変換キーがBから等距離に位置してます。
無変換・変換キーの幅も広く、さらに中央寄りになってます。
この打ちやすそうなキーボードで親指シフトが練習できれば…と思い、WinPCで親指シフトが出来るようにし、真っ先に繋いで見ました。
しかし…
こちらのノート一体キーボードの方が打ちやすかったです。
理由は分かりませんが、単純に同時に押すキーが1個から2個と倍になるので、タイプする力も2倍必要になるから、カチカチたたくよりペタペタ撫でるぐらいの弱さでもいい方が親指シフトに合ってるからではないか、と単純に思っています。
ThinkPad240もせっかく親指シフト仕様にしたんですが、同じ理由でiBookG4の方が出番が多いです。
■速く打つことよりも、ミス無く正確に打つ練習をした方が、スピードも速くなる
スピードを計るために同じテキストを何度も打ってると、次第にスピードが落ちてくるということが頻繁にありました。
そんなときはいったんスピードを計るのを止め、テキストを正確に一通り打つ、ただし1つのミスもしないという練習をします。
そのあとにまたスピードを計って見ると、なぜかだいたい好記録がでます。
親指シフトへの手応えについて
まだ3週間足らずなので分かった風なことはいいづらいですが、自分の中ではもうかな入力を超えました。
私はローマ字入力歴25年ですが、その前は半年ほどかな入力だった時期があります。
ワープロ教室受講時に、文字入力の問題をそれぞれの入力方式で何度か計りましたが、ローマ字では1,000字程度なのが、かなでは300字程度でした。
40過ぎの脳でまだ練習3週間弱の親指シフトでも、もうすでにローマ字入力の所要時間の2倍を切れてるってことは、半年実践してローマ字の3倍強を要したかな入力より良いと言う事が自分の体験からは言えると思います。
25年前にかな入力からローマ字入力にしたときに両方の入力方式を比べて感じたローマ字入力の良い点は、
- 遠いキーを打たなくても良くなったことで、原稿だけ見てタイプできるようになった
ことです。
一方、そのとき感じたローマ字入力の悪い点は、
- 原稿を頭の中でローマ字に変換しなきゃならなかった
ことです。
かなとローマ字の2つの入力方式を体験したので、「遠いキーを打たなくて良い」「頭の中でローマ字変換しなくて良い」という2つのメリットの有効性を実感してることが、親指シフトに可能性を感じる原因かと思います。
頭の中ローマ字変換
今ではこれをもちろん無意識に出来ますが、「頭の中ローマ字変換」は検定の訓練中は原稿を見る都度スムーズに出来るよう意識して訓練してました。このころはTV見たり会話したりしててもローマ字が現れてました。夢にも出てたかもしれません。
今この「頭の中ローマ字変換」が無意識に出来るのは、この25年間で条件反射化したからです。
もし私がもう少し若かったら、何も悩まず問答無用で親指シフトに切り替えるんですが、25年の条件反射もある意味資産といえます。
「月末までに親指シフトでローマ字入力の1.5倍以内の時間でタイプできるか」は、25年の資産が勝つか、新しいものへの対応力が勝つかを公平に比較する見極めです。