親指シフト電脳

iOSで親指シフトが出来る入力アプリ「N+Keyboard」をiPhone5sで試してみた

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サードパーティ製のキーボードアプリが使えるようになったiOS8になってからは、そのうちAndroidにおけるOyaWnnのような親指シフト入力アプリがiOSにも登場するのでは?と淡い期待を抱いていました。

そしたら「N+Keyboard」がこんなにも早く登場!

しかし、2,000円とそれなりの価格です。
誰しもそうなのと同様、私ももちろん有料アプリを購入するときは購入前に必ず、レビューなりインプレを確認するようにしていますが、これは登場したばかりでまだレビューが見当たりませんでした。
しかし、iPhoneで親指シフトが使えるようになることは、今後の親指シフト普及への貢献になるので、それの支援の意味もあり、なにもわからないままポチってみました。

導入するとホーム画面にN+Keyboardのアイコンが現れます。
まずは「設定」-「一般」-「キーボード」-「キーボード」から、新しいキーボードとして「NICOLA-N+Keyboard」を選び、追加します。
keyboard
「NICOLA-N+Keyboard」が追加されたのを確認後、表示されている「NICOLA-N+Keyboard」で、フルアクセスを許可にします。

あとはテキストを入力するアプリを開いて入力してみるだけ。
とりあえずメモアプリで試してみました。
vertical
縦画面はこのような感じ。

iPhoneでは5本の指を全部使えるとは最初から思ってませんでした。
それでもこの狭い画面で一体どのような指使いが出来るかを試して見ました。

両方の親指に加え人差指も使えれば常用してもいいかと考えてました。
しかし、下段キーと直下シフトキーを同時に打つ「ろやぃぬゆむ」は、画面が狭くて指がぶつかって同時に打てませんでした。
これには、
horizontal
横画面にするとシフトキーが広がるので、「ろぃぬむ」を打つときにはシフトキーの中の離れた場所を打てば対応できました。
でもこれでも「やゆ」は打ちづらいですし、横画面に対応してないアプリでは出来ないことです。

私はiPadを持ってないので試せませんが、もしiPhoneではなく画面の広いiPadだと、いい感じに使えるような気がします。

でも、画面の狭いiPhoneでも何とかこのキーボードを使えるように出来る設定がありました。
shiftconfig
ホーム画面のN+Keyboardを開くと、この図のように、シフトキーの設定が出来ます。
ここで「順次打鍵」を選ぶと、文字キーとシフトキーを同時に打つのではなく、シフトキーを打ってから文字キーを打てるようになるので、近いキーで指がぶつかることが無くなりました。
でもこれだと、1文字1アクションという親指シフトのメリットがすこし薄れることになります。

狭いiPhoneでこのアプリを気持ちよく同時打鍵で使うなら「こうだったらいいな」と思ったことが2つありましたので、スクショを加工したイメージ図を作ってみた

keyboard2

 

  • 文字キーとシフトキーの間が空いてれば、iPhoneの狭い画面でもシフトキーと同時打鍵できるので、間を取るため、変換候補の表示行を文字キーとシフトキーの間に移せるように出来ればと思いました。
  • シフトキーを打ったら文字キーの表示がシフトキーに応じて変わると視覚的にもうるさくないし、それに親指シフト未経験者にも分かりやすいのではと思いました。

iOS8のキーボードアプリの開発環境が分からない個人の感想です。