明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
この年末年始は人生で一番穏やかに過ごせた年末年始でした。
休日の長さが一番長かったです。
詳しくはありませんが、西洋占星術ではこの先200年を「風の時代」というそうです。
前の200年の「土の時代」と比べると、物質や財産が主だった価値観の時代から、「知恵やコミュニケーションを重視する時代」を迎えるのだそうです。
WEBからのナレッジで生き永らえることが出来た自分にとってはこのような「風の時代」の到来は大歓迎です。
本年が皆様にとって良い年になることを祈念致します。
これが本年最初の投稿です。
その年末年始をどのように過ごしていたかと申しますと、こんなことをしていました。
先日も気楽にこんなものを出力してしまいましたが、
気軽に3D出力出来る環境には「3Dプリントサーバー」が役立っています。
1年近く前にminiPCを、3Dプリンタ「Ender3」に繋いで制御する3Dプリントサーバーにしました。
このminiPCはRaspberry PiほどではありませんがCPUがAtom510と省電力。
結局この1年近くプリントサーバーとしてフル活用しました。
スライスしたgcodeファイルをいちいちSDに書いて抜き差ししなくても、スライスソフトのPCのWEBブラウザ画面から直接3Dプリントサーバーにアップロードして造形出来ます。
今回はこの3DプリントサーバーのOS
Ubuntu Server 20.04 LTSを最新のバージョン22.04に変更
した話です。
20.04から22.04ですのでふつうはアップグレードで済ませるところです。
しかし今回は
自分用の習熟のためクリーンインストールしました。
といっても手順は前回の20.04とほぼ同様であっさり済みました。
前回の手順と変わった部分は、
- 最小構成インストールにしたので、OctoPrintをインストールする前にgccもインストールした
- OctoPrintをインストールする際は、
pip install octoprint
でいけた
この2点のみでした。
サーバー管理ツールCockpitも導入
折角3Dプリンターに触らずとも遠隔でプリント可能な状態になっているんだから、せっかくなのでサーバーの再起動やシャットダウンもOctoPrintと同じようにブラウザ経由で済ませたいです。
以前でしたらWebminを導入して実現していたでしょうが、Webminは正直設定項目が多すぎて目が滑ります。
今回導入した管理ツールは「Cockpit」です。
インストールも
sudo apt install cockpit
で完了。
ネットワーク上の別のPCから、OctoPrintと同様にブラウザ経由で
https://xxx.xxx.xxx.xxx:9090/
で
このような画面が拝めました。
サーバーのシャットダウンや再起動もこの管理画面から可能ですし、
この画面のようにサービスの起動状況も見ることが出来ます。
余ったPCを何かのサーバーにする楽しみ
以前は
Debian化できたNASの玄箱で
DLNAサーバー
PXEサーバー
2chサーバー
定点観測カメラサーバー
また、
格安ワークステーションに転用できたサーバーマシンHP ProLiant ML115で
UTM
NAS
リモートデスクトップ
と派手に遊んできました。
これらはほとんど、オープンソースというかLINUXで出来ることを試してみたいという欲だけで取り組んだことですので、その後その設定であまり長続きすることはありませんでした。
今回の3Dプリントサーバーは一番長い期間そして高い頻度で活用してる用途です。
やはり
- 便利
- 省電力
が利いてますね。
今後も便利に使っていきます。
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