利用中のレンタルサーバー紹介第3弾はここ、CORESERVERです。
CORESERVERは、バリュードメイン系列のレンタルサーバーです。バリュードメインでドメインを取得すると無料で使用できるレンタルサーバー「XREA」の上位版サービスといえます。
私がここを借りているのは、高機能かつ激安だからです。
CORESERVER各プランと、関連するXREAとの比較
プラン | ディスク 容量 | 独自 ドメイン | メール数 | データベース | 料金 |
---|---|---|---|---|---|
CORE-MINI | 10GB | 50 | 200 | MySQL10個 PostgreSQL10個 | 208円/月 1年契約 |
CORE-A | 30GB | 無制限 | 無制限 | MySQL/ PostgreSQL無制限 | 417円/月 1年契約 |
CORE-B | 60GB | 無制限 | 無制限 | MySQL/ PostgreSQL無制限 | 825円/月 1年契約 |
(XREA Free) | 50MB | 10 | 100 | MySQL1つ/ PostgreSQL1つ | 無料 |
(XREA Plus) | 3GB | 10 | 100 | MySQL5個/ PostgreSQL5個 | 200円/月 1年契約 |
私が使用していますプランはこのCORE-MINIですが、月208円でこの多機能ぶりはお得です。
元々DB数が値段のわりに多く使える上、MySQLとは別にPostgresSQLも使えるので、DrupalなどPostgres対応CMSも混ぜてる場合は、DB数の上限まで使い切る心配は薄いかと。
使用感について
管理画面の操作にはチョッとくせがあり、初心者には慣れるまで時間が掛かると思います。
でも逆にその分細かい設定まで出来る上、設定方法の解説はネット上にあちこちありますので、設定出来なくて困るということにはなりませんでした。
あと、PHPがセーフモードなので、JoomlaやWordPressを仕込むときには、一部PHPをCGIモードで動かすための工夫が多少必要です。私はMODx・WordPressのサイトをここにアップしていますが、.htaccessに
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
を書いて、CMSのルートディレクトリに置いてます。
コアサーバーのサイトによると、2014年春ごろには「PHP5.4/5.5 系への変更、およびセーフモードOFFでの運用に切り替え」が予定されているようです。楽しみです。
CORESERVERでWordPressを導入する場合、サブドメイン形式のマルチサイトにすることも出来ます。
さらにCORESERVERにはRedmineまで導入することも出来る、という情報までネットにはありました。
わたしは今はXoopsサイト1つ、WordPressマルチサイトを2つ、ここにアップしています。
CORESERVERの多機能ぶりがすごくて、全然使いきれていません。
でもCORESERVERを利用する一方、下位サービスXREAも併用しています。
SEO的な視点だとWEBサイトを立ち上げる目的は、被リンクの数(と質)を確保するためなのですが、一方検索エンジンは、そのWEBサイトがホストされているサーバーのIPアドレスが同じところからのリンクは評価しない傾向にあるようです。
リンクを張る沢山のサイトは、一つの大きなサーバーの中に作るよりも、沢山の別の小さなサーバーに作ったほうがSEO的には良いということですね。これをIP分散といいます。
私が各社のレンタルサーバーの安いプランを物色しているのは、そのIP分散をするためですし、XREAも併用するのもそのためです。
XREAの各サーバー仕様を見てみると、IPアドレス「aaa.bbb.ccc.ddd」の「aaa.bbb.ccc.-」が同じサーバーが並んでいます。
「-.-.-.ddd」のdddだけ違うサーバーからのリンクはIP分散の効果はあまりないようで、少なくとも「-.-.ccc.ddd」のccc(クラスC)からは違うところにする、というのが基本のようです。
XREAでは、アカウントが作成できるサーバーはその時々によって違い、また提供している数がほんのわずかのため、XREAの沢山あるサーバーの中からIP「aaa.bbb.ccc.-」の違うサーバーにアカウントを作成するのには、ちょっと時間と根気が要ります。
これらの違うアカウントを、私はようやく4種類作成することができました。
IP分散のために同じ内容のブログをあちこちに作ってリンクを受ける、ということもよくやられていたようで、検索エンジンはもはやIP分散を評価対象としていないという話もあります。