これまでいくつかのCMSやレンタルサーバーの記事をだらだら書いてきました。
もし、独自ドメインを持っているか取得予定があって
Webサイトは単純なものでよいかわりに、メールなどの機能を充実させたい
なら、レンタルサーバーを借りてCMSを導入してサイトを構築したり、レンタルサーバーのメール機能を使用するよりは、
手っ取り早く「Google Apps」を使うことをおススメします。
Google Appsの申し込みをしたら、申し込み手順終了後に表示されるネームサーバーのレコードを、自分の持っている独自ドメインを管理している画面で設定するだけです(ネームサーバーの性質上、浸透・反映には1日ぐらいかかりました)。
とくにGoogle AppsのStandard Editionは、アカウント数は50という上限がある代わりになんといっても「無料」です。
50アカウントもあれば良い、というグループや会社は沢山あると思います。
さてGoogle Appsでじゃあ何が出来るかというと、
- 独自ドメインのメルアドでGmail利用
- 独自ドメインでGoogleサイトによるWebサイト構築
- Googleカレンダー
- 表計算やワードファイル、パワポがWEBで共有(WEB画面上で編集できる)
- その他Googleの提供する数々の機能を独自ドメインで作ったアカウントで利用
です。
1番と3番、5番は、元々Googleで無料で提供しているものですが、それさえすごいことかと。
4番なんてまさにクラウド、人によってはローカルにオフィスソフトを入れなくても済む用途の人もいるかも。
小さい組織だったら、お金かけてグループウェアを導入しなくても、これだけあれば事足りる場合もあるかと思います。
私も1年間、全国に仲間がいるグループで使用していましたが、正直高機能すぎて、1は不要でした。
でも、本当に2~4は重宝しました。
独自ドメインを自分で持っていることだけが条件ですが、これだけの機能があるにもかかわらず、かかる費用が独自ドメイン維持費のみなので、Google Appsは絶対お得です。