Twitterから青い鳥が去ってしまいXという未知数になってしまったので、自分もTwitterからの旅立ちを考えるようになりました。
自分的に主なSNS用途である「このサイトの更新告知」で将来の定住先候補を模索したら
最終的にはMastodonになりました
ので、その経緯を記事にします。
定住先候補には
- Threads
- Tumblr
- Mastodon
の3つのなかのどれかを考えていましたので、3つ全部試してみました。
Threads
Threadsは、instagramやってるひとなら
既にあるinstagramアカウントがそのまま使えます
ので、気軽に試せるのがThreadsのメリットです。
さっそく登録してThreadsにテスト投稿しました。
テスト投稿した記事は、このブログのリンクです。
ThreadsはTwitterと同じように、投稿したリンク先であるブログ記事のアイキャッチ画像もサムネイルで表示してくれます。
またinstagramと違ってThreadsは、投稿に貼ったリンクが機能します。
そしてThreadsの投稿はインスタと連動するらしいので、さっそく試してみました。
インスタは投稿にリンクを貼れませんが、この連動機能がそれを打開してくれないか期待したので。
すると
インスタ側では、この写真のようにリンクテキストが画像化されて表示されるだけで、Threadsへのリンクはされませんでした。
instagramとの連動機能では、インスタに文字列画像を貼るだけ
もともと投稿にリンクを貼ることが出来ないinstagramって、コミュニティとしては閉じた袋小路のようですね。
絶対に外部リンクから外には出さないという意思が感じられる。
あと自分的にThreadsの致命的なデメリットは
PCからブラウザ経由でThreadsに投稿できない
という点です。
WindowsではWEBブラウザでThreadsを開いても、アプリのQRコードが表示されるだけでした。
なおChromebookPCにはTheadsアプリを入れることが出来ました。
Chromebookからの投稿は可能でした。
ただし自分の場合は、ChromebookにThreadsをインストールしても
表示画面はこのように、スマホと同サイズのウインドウでしか表示出来ませんでした。
なおザッカーバーグさんは、近日中のWeb版Threadsの導入を明言しているようです。
これが実現できれば、WindowsPCでもブラウザ経由でThreadsが使えるようになるかもしれません。
でも今のところは結局ThreadsにTwitter以上のメリットが見いだせなかったので、metaプロフィールの利用は解除してしまいました。
Tumblr
Twitterの買収劇があった9ヶ月前に、自分は既に利用を再開してたTumblrです。

久しぶりに使ってて感じたTumblrのメリット
- インスタアプリからの連動投稿が可能
- 独自ドメインが利用可能
が便利で、最近まではTwitterと併用してきました。
そのメリットの一つだった
インスタアプリからの連動投稿が、いつの間にか出来なくなってしまいました。
インスタをTumblrに連動投稿すると、そのTumblr投稿をTwitterに投稿すれば、インスタ投稿を直でTwitterに貼るよりも見やすくできました。
でもインスタアプリはTumblrへの連動がいつの間にか出来なくなり、今インスタはFacebookへしか連動投稿できません。
Tumblrを使ってる人間は今どき少数派ですのでインスタ的に影響はないでしょうが、少なくとも私はこの時からインスタの利用頻度が下がってしまいました。
独自ドメインもいつの間にか使えなくなった
Tumblrでは、以前なら自分がドメインを持ってればDNSの設定をすることで
Tumblr URL
www.tumblr.com/xxxx
を
xxxx.(自分のドメイン)/
ていうようにすることが出来ました。
しかしいつの間にか
その独自ドメインの設定が出来なくなっていました。
xxxx.tumblr.com/というサブドメイン形式も選べなくなってます。
代わりにドメインを販売するボタンが表示されるようになっています。
このようにTumblrの多くのストロングポイントが、自分がTumblrに戻ってきてからわずか1年足らずの間にドロップされてしまったことで、自分はTumblrに幻滅してしまいました。
Mastodon
Mastodonは、Twitterその他各SNSの中央集権的なサーバークライアント型ではない「分散型SNS」です。
Mastodonの詳細な説明は他のサイトに任せますが、機能はTwitterの上位互換です。
そして何といってもオープンソースの分散型SNSですので、自分でMastodonサーバー(以下インスタンスと呼びます)を立ち上げることも可能です。
自分でMastodonインスタンスを構築する際は、マネージドなレンタルサーバーではダメなようで、VPSあるいは自宅サーバーが必要なようです。
でも自分でインスタンスを構築できるということは、もちろん自分の独自ドメインをポイントすることも出来ます。
ここまで調べたら、いつの日かVPSを借りてMastodonインスタンスを自前で用意する欲求が湧いてきました。
インスタンスは別に自分で用意しなくても良い
でも、もちろん自分でインスタンスを立てなくても、簡単にMastodonは始められます。
既に用意されているインスタンスの中からどのインスタンスを使うか選んでアカウント登録すれば良いからです。
なぜインスタンスの話を始めにしたのかというと、分散型SNSなMastodonは、まず最初にどのインスタンスを選ぶかを決めるところから始める必要がある、という他のSNSとは違う特徴があるからです。

ここを見るだけで沢山のインスタンスがあって、その中からどこを選ぶかを自分で決めないといけません。
私は
- pawoo.net
- mastodon.social
- mstdn.jp
と3つの試用を経て、今はmstdn.jpに落ち着いています。
pawoo.netは海外からの制限を受けることが多い
↓
mastodon.socialではいきなり口に出せないような内容の写真が表示された
↓
mastdn.jpに至る、という経緯です。
投稿はこんな感じでWEBサイトに共有できます。
いつかは自分でVPSを借りて自前インスタンスを実現したく、今はMastodonを使っていこうと決めました。
Twitterと併用しますが、Twitterに青い鳥が戻るのを待っています
9ヶ月前にTwitterの買収劇があったときも、

私はイーロンには比較的好意的です。
当時のスパム垢の退治、そしてツイッターの中の人によるニュースキュレーションの退治、この2点だけでもTwitterが見やすくなりましたが、これは間違いなくイーロンの功績です。
従って私は今も、イーロンにはSNSのありたい姿が見えていると思ってます。
イーロンが考えるSNSのありたい姿を勝手に推測するなら、私はプロプライエタリなMastodonのようなものではないかと考えています。
最後に、ブランドロゴとは顧客との感情的なつながりだと思っています。
今回青い鳥を去らせたのにも何かイーロンなりの理由があるはずですが、イーロンにはそのつながりは活かしたまま、青い鳥はそのシンボルとしてSNSのありたい姿に向かって欲しかったです。
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