Yahoo! Digital Cameraが鏡で自分撮りした画像です。
このデジカメは10年以上前の機種で、10万画素というと、今ではそんなん携帯でも無いよ、というぐらいのロースペックですね。
上の画像で確認できるとおりです。
でも当時デジカメの値段が5万を超えていた時代、1万円を切る価格は私にとって衝動買いするぐらいの衝撃でした。
しかし
- PCがないと撮影した画像が確認できない
- 電池切れで保存データが消える
という点も、Canon IXY Digitalを購入してからはお蔵入りになるのに十分な動機でした。
電池切れ対策として単4の充電池も同時に用意したのですが、そんなに何回も充電した覚えがないことから、半年も使っていなかったと思います。
お蔵入りになって10年という時を超え、今回クローズアップしようとしたのは、このデジカメを別の用途で活用できるかも?と考えたからです。
ですがその前に、
このデジカメが使い物になるか
まず確認します。
久しぶりに掘り出した本体は、底面の電池蓋と自立スタンドの足の塗装がベトベトになっていました。
Amadana電卓の時と同じように分解して、パーツクリーナーで塗装を除去。
続いていよいよ動作確認です。
添付CDのドライバはWin95/98用でしたので、WinXP用のドライバがありません。
想定している用途での使用ならXP用のドライバなんて無くても良いものですが、そもそもXP用のドライバさえ無いほど汎用性のないものに、Linuxのモジュールがあるかどうか疑問に感じます。
そこで、この品の汎用性を試すため、XPのPCで動作確認をするという名目で、ドライバを何とか探すことにしました。
でも、いくらググっても見つかりません。
カメラをもう一度分解し、
チップを見たところ、STV0680Bと書いてました。
これでググったら出るわ出るわ、どうやらこの時代のトイデジカメはほとんどこのチップだったようで。
検索したサイトの中から
このページを参考に、DC30UのドライバとユーティリティをPCに導入したところ、このデジカメを難なくXPで動作させることが出来ました。
記事最初の写真は、このユーティリティでPC経由で撮影したものです。
それにしても、STV680というキーワードがわかったことで、想定する用途に関連するサイトもたくさんヒットし、可能性がぐっと広がりました。
想定する用途も後日記事にします。
できました。