妻用に買ったZenPad8。
先日、何故かディスプレイがブラックアウトしてしまい、まったく表示されなくなりました。
バックライトは点灯しているようですが…
応急的に妻には代わりに
先日ROM焼きしZ370KL化したZenPad7を渡しました。
ZenPad8のブラックアウト不具合に対処
その間に妻のZenPad8の不具合を何とかしようと思いながら1か月経過。
ようやく昨日この不具合に対処できる時間が出来ました。
ネットで検索したところ、リアパネルを剥がして電源ケーブルをいったん外してリセットするという方法が見つかりました。
以前に一度
この機種でもやったことがある行為です。
カバーを取り外し、小ねじを外してリアパネルを開腹し、電池のケーブルを外し、再度接続して電源を入れてみました。
するとあっけなくブラックアウトから復活し、再び正常使用できるようになりました。
そこで妻に、
- 直したZenPad8と、
- 代替機として渡したZenPad7の
どちらを今後使い続けたいのか聞いてみたところ、アプリをインストールしても容量が残っているZenPad7のほうが良いとのこと。
法人仕様のZenPad8のRAMは8GBしかない
先日ROM焼きしたZenPad7のRAMは法人仕様でも16GBですが、妻に使わせていたZenPad8も法人仕様でRAMが8GBしかないことをこの時まで忘れていました。
そうだ、ZenPad8も法人仕様で安かったんだ…
今後、妻にはZ370KL化して安定しRAM容量の大きいZenPad7を使ってもらい、今回修理したZenPad8は私が使うことにしました。
ZenPad8を自分用に使うためにまず初期化して、アンインストール可能なプリインストールアプリを全部削除しました。
この時点ではまだ内部ストレージの余力はおよそ3.5GBほどありました。
しかし、残りのアンインストールできないプリインストールアプリをすべてアップデートしたところ、内部ストレージの残量は537MB足らずと削減され、極端に圧迫されてしまいました。
純正ROMを諦め、久しぶりのROM焼きを決断
近頃は必要のないROM焼きは控えていました。
しかしここに至り、ストレージ残量に余力のないZenPad8の純正ROMに見切りをつけ、
- プリインストールアプリを減らして内部ストレージの余力を増やしたい
- SDカードも内部ストレージとして使用可能にする
というROM焼きの動機が生まれました。
インストールしたのはLineageOS 14.1です。
ZenPad8のROM焼きにあたり参考になったのはこちらのサイトです。
ありがとうございます。
大変わかりやすく解説された記事で、とっても参考になりました。
ROM焼きにPCを1台用意し、まずは上記サイトの手順を参考にしながら、
TWRP(カスタムリカバリ)をPCにダウンロードしました。
TWRPは、twrp-3.2.1-0-20180325-P024.imgにしました。
また、接続して使うPCには、すでに前回ZenPad7のZ370KL化の際にadb/fastbootは通しておいていましたので、この手順は省いて、さっそく
PC経由のfastbootでTWRPを起動してみました。
今回使うカスタムリカバリTWRPは初めてでしたが、大変使いやすかったです。
なおもし今後使う必要があったとしてもPCから起動すればよいと思ったので、今回タブレット本体にカスタムリカバリを導入することはしませんでした。
あとはこれもまた前述のサイトの手順通り、
純正ROMをバックアップし、
またまた前述のサイトの手順通り、
純正ROMをワイプ(消去)し、
カスタムROMとして
LineageOSをインストールしました。
LineageOS公式にはもうビルドがなかったので、先ほどのカスタムリカバリをダウンロードしたサイトvasy.ru内の
https://vasy.ru/CM14/
から、lineage-14.1-20181110-nightly-P024-signed.zipをダウンロードしました。
またGappsは公式からARM-7.1-nanoを選びました。
インストール完了後、TWRPからリブートしてみると、
こんな起動画面を拝むことが出来ました。
何の問題もなく稼働しております。
そしてRAMの残量も、使いたいアプリを追加ですべて導入した後でさえまだ3GBほど残っています。
さらにSDも内部ストレージとしてフォーマットが可能になりました。素晴らしい。
ZenPad8、RAMは8GBしかない法人仕様ですが、メモリは2GBと格安タブにしては大きめです。
これでまだまだ戦うことが出来そうです。
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