健康禁酒

禁煙7年。禁酒始めました。

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昨日で禁煙7年です。

そして今、実は禁酒中。
最後に飲んだ日からおよそ1か月半が経過しました。

何故禁酒を始めたのか

これまでの人生で「酒を止める」という概念をもつことがありませんでした。
私の飲酒機会は、およそ10年前までは週に2-3度、この10年は月に2-3度ぐらいです。
飲む機会は外部環境に限られ、家で飲むことは全くと言っていいほどありません。家飲みはせいぜい年に1-2度程度です。

またおよそ5年前になりますが、半年間ほど一滴も飲めなかった時期もありました。
その時でさえも半年飲めなかったからといって酒を渇望するようには全くなりませんでした。

外部環境による飲酒機会がなければ、私は飲酒のために自発的に行動することはなかったですし、禁酒という概念はあえて意識して検討する必要性のないものと捉えていた筈です。

しかし今振り返ると、その5年前の半年飲まなかった時期を境に、

自分の飲み方がなにやら変わってきた

ように思えます。

どのように変わったかというと、飲んでいるときの記憶が飛ぶようになってきました。
記憶が飛ぶようになってきたことによって、翌日、もしかして昨日なにかしでかしていないかと不安を感じるようになりました。

そんなことが続いたので、宴席に臨む際には酒量を抑えようと心掛けることにしました。
しかし、酒量を抑えようと思って宴席に臨んでも、いざ数杯飲んでしまったらいつしかそのような初心はどこかにいってしまい、抑えるどころか記憶がなくなるまで飲んでしまっています。
いわゆる酒に飲まれてる状態です。

記憶を失うような飲み方になる一方、相変わらず平常時の酒に対する渇望感はありません。
むしろ酒席の翌日は、もう飲みたくないという酒に対する嫌悪感のような気持ちも生じます。
もともと家では全くといっていいほど飲んでませんので。

このような経験を繰り返すことにより、普段は何ともなくても、どうやら宴席でひとくち口にしたら判断力が低下して酒量の抑止力が働かなくなってしまうのでは、と仮定するようになりました。

平常時の酒への渇望感が皆無なことから却って気づくのに時間を要しましたが、

一口飲むと酒量のコントロールが出来なくなる

という課題が見えてきました。

さて、昨年から一緒の職場で働くことになった人から、宴席で「わたし飲まなくても同じテンションでついていけるんで」という、練られた上手な台詞を聞きました。
また一昨年から、以前から存じ上げていたとある先輩と宴席をご一緒するようになりましたが、先日その方から断酒して長いということを伺いました。
その方は宴席で上手に周りに話を振ったりしていたので、飲んでいないなんて全く気づきませんでした。

前述の私の課題の解決策は結局「1滴も飲まないようにする」しかないのでは、とうすうす気づいてきた中で、このように周りの人も工夫しているということを知ったことが、今回の禁酒のきっかけになったんだと思います。

そこでまずは昨年10月、家に置いてあったジン・ウォッカ・ホワイトキュラソーを人にあげました。
コナンのことではありません。

続いて12月に、残った1本のホワイトラムを料理用に妻にあげ、家の酒を無くしました。

そして12月末、この日の会は信頼できる知人との集まりだったので、

その日をもって禁酒する

ことを宣言しました。

以前煙草を止めた際には、禁煙し初めてからしばらく経つまで、そのことを公言しないようにしていました。

禁酒も同じように公言する必要はないとおもいますが、家飲みをしない私の飲酒機会は主に外ですので、これまでご一緒することが多かった付き合いの深い関係先には、やはり禁酒したことはそれとなくお伝えする必要がありました。

昨日、重要なお取引先との宴席の機会がありましたので公言しました。

たださすがに唐突感がありましたので、乾杯プラスαはいただきました。

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