これまで肌へのダメージを恐れ使用をためらっていた手持ちの使い捨てカミソリが何本かありましたが、

両刃の世界にまで足を踏み入れたことで髭剃りへの自信がついたのか、このたびまとめて使ってみることにしました。
ここではその使用感をレポします。
①まずは、10年前のBiCです。
およそ10年ほど前に国際線に乗った時の機内で貰ったアメニティです。
カミソリと、銀色のパックに包まれたフォームが同梱されていました。
古そうなフォームはさすがの私でも使えず捨てました。
さすがフランスの航空会社ではBiCが使われてました。
Comfort Twinと書いてあり、2枚刃です。
重さはカバーを外してわずか4g。水に浮きました。
肝心の剃り心地は・・・さすがすべてのディスポの生みの親、大変素晴らしいものでした。
逆剃りでの深剃りも躊躇なく出来ました。
過去にアメニティとして使ったディスポの中では最高でした。
②続いて、数年前のビジホのアメニティ。
その翌日使用したものはこちらです。入手先はどこか忘れましたが、数年前のビジホのアメニティなことは確かです。
重さは10gと3つの中で一番重かったです。
剃り心地は、刃の位置が奥まっていることからマイルドかと想像しましたが、使ってみるとビジホのアメニティとして一般的なレベルで、逆剃りするには厳しいものがありました。
昨日と肌の状態が違ったとも仮定して、昨日のBiCを仕上げの逆剃りに再登場させたところ、BiCは2日目も変わらずスムーズな剃り心地でした。
③次に、先月泊まったビジホのアメニティ。
3日目に試したのは、某中部地方のビジネスホテルに先月宿泊したときのものです。
ヘッドが可動式。
さらにヘッドの頂点には、Gillette Fusion 5+1のピンポイントトリマーのようなプレートがついていました。
ネックに小さいですがKAIブランドシンボルが刻まれてます。
重さは8g。
剃り心地は、昨日のものよりはちゃんとしていて、逆剃りも一応出来ました。
しかしダイレクト感が足りないのか、深剃りの追い込みがしづらかったです。ヘッド可動な点がマイナスに作用しているかと感じました。
またヘッド頂点のプレートは刃ではなかった模様。
最後に仕上げの深剃りのためまたもやBiCを再々登場させたところ、BiCは3日目もスムーズでした。
ここまで書いたら、ディスポがもう1本出てきました。
④おそらく昨年エレベーター前の自販機で入手のKAI。
重さは6g。
3日目のものと同じKAIですが、こちらはヘッドが固定されています。
そのせいか切れ味は3日目のものとはうってかわって、逆剃りの深剃りも可能で、他のカミソリの仕上げをしなくとも綺麗に剃れました。
さて、ここまで4本を使った感想を述べます。
一般的なアメニティグッズの品質の範囲内だった2・3番目のものと比べ、1本目のBiCと4本目のKAIの切れ味・耐久性といった質の良さは突出していました。
1本目のBiC = 4本目のKAI > 3本目のKAI >= 2本目
といったところです。
売ってるディスポと同等品質なBiCって一体・・・と1本目を「BiC Comfort Twin」で調べたところ、BiC Comfort Twinは普通に英語のアマゾンで1本1ドルほどの単価で売られているディスポなことがわかりました。
このBiC Comfort Twinは最終的に4日もちました。
今回の結果をざっくりまとめると、「売ってるディスポと業務用のディスポは全く違う、でも売ってるディスポがアメニティで使われてる場合もある」という感じです。
昔出張の際に宿泊アメニティのカミソリで流血した経験からT字を持ち歩くようになり、最近は出張先のアメニティのカミソリを使うことはほとんど無くなっていました。
しかし今後は、なかにはBiC Comfort Twinのような高品質なものもあるかもしれないと期待しながら見てみることにします。
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