剃刀西洋レザー

西洋カミソリ、Gold Dollar 208のスケールを3Dプリント

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やらかしてしまいました…
先日、金属製両刃ホルダを煮沸消毒したとき、ついでにGold Dollarも煮沸消毒しようと一緒に鍋で煮てしまいました。
そのせいでスケールがふにゃふにゃになってしまい、もとに戻すことが困難になってしまいました。
あまりのショックで、ふにゃふにゃ状態の写真は1枚も残っていません。

でもそこは、さすが今やIT革命成就後の世界。
Thingiverseに行くと、ちゃんとスケールの3Dデータがアップされていました。

あとはリベット状のピンを見つけることが出来れば自作出来る、とeBayでstraight razor pinと検索してみたところ、いくつかセットのがちゃんと出品されていました。
しかし、問題はeBayでもそれらが最低1,000円以上してしまうことです。
もともとGold Dollar 208自体が千円もあれば送料無料で買えてしまうほど格安なことから、DIYはよほど安く済ませない限り新品を買ったほうが安くなります。
代用品を探しにホームセンターに行って探したところ、
見つけた代用品候補は合計216円。これで何とかしてみます。

3Dプリント

まずスケールの3Dデータを印刷して、2液式エポキシ接着剤で貼り合わせました。
リベット代わりのピンもご覧のとおり。

塗装

積層痕を目立たなくするため、手持ちのプラサフをふいてペーパー研磨しました。
塗料の手持ちはALESCOのラッカースプレーの「ぎんいろ」「とうめい」の2つでしたので、銀色→透明の順に塗装しました。

ピン止め

ピン代わりの真鍮釘にワッシャーをかまし、釘をカット。

アンビルの上で、真鍮釘のカット痕をボールピンハンマーで上から叩きました。
固定と養生のために、全体をビニールテープで巻きました。
これが失敗。テープを剥がすときに塗装が剥げてしまいました。
塗装はいつまでたっても上達しません。向いてないのかも。

とにかく出来上がりです。

左下のピンは釘の頭、右上のピンは叩いて出来たものです。

最後の釘をたたく時に使ったアンビルとボールピンハンマーはこちら。

この2点は前からあったものではなく、今回購入しました。
もしこの2点も合計金額に含めるとすれば、余裕で新品のGD208を買ったほうが安くなりますが、工具器具備品は財産ですから、費用には含めておりません…

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