西洋レザー

剃刀

格安Shavetteをウェッジ刃用研ぎ器として入手

取扱いに注意を要するウェッジ刃。ウェッジ刃の研ぎに使える器具は、これまでウェッジ刃ホルダーに付属してた、棒状の研ぎ専用ハンドルだけでした。ウェッジ刃を砥石で付属ハンドルを使いホーニングすると、こんな様子になります。つづいてこちらは、同じハンドルで革砥によるストロッピングの様子です。このハンドルでの研ぎは小指返しが使えないので、動画でおわかりのように特にストロッピングがぎこちなくなります。誤って革砥を切ってしまう怖れもあります。砥石でのホーニングなら、先日下記の記事に投稿したように別のシャープナーを入手したお...
剃刀

2本目のShavette「Parker PTB」を入手

現在は替刃式ストレートレザーを総称する普通名詞Shavette、もともとはDovoの替刃式フォールディング剃刀の固有商品名です。このたび、ジェネリックACクローンに続いてこれが我的2本目のShavette、「Parker PTB」という替刃式ストレートレザーをポチりました。Amazonです。NYからの発送だったのに、なんと9日で届きました。開梱の儀価格の割に外箱も高品質、替刃も同梱、そして本体の作りも想像以上にかっちりとしてて、好印象です。我的Shavette初号機のACクローンと比べてみました。どちらから...
剃刀

最初の西洋レザーGold Dollar 208を購入して4年。今はこんな感じになってます

ふと西洋レザーで剃ってみようと思い立ち、Ebayで格安の中華レザーを購入して4年。久しぶりに今日この「Gold Dollar 208」をシェービングに使いました。このカミソリの4年を振り返ります。写真のとおりこのカミソリは今振り返ると、刃背が直線ではなくスタビライザーもないGold Dollar、最初は刃元を研ぐのに工夫が必要でした。最初の数か月は刃元を研ぐときは肩が砥石に当たらないように、刃線を砥石に対して思いっきり斜めにして研いでいました。その後他のカミソリを入手してから、「刃線と並行でない刃背」はこの...
剃刀

ストレートレザーGold Dollar W59のコンケーブを削り、円線刃として改造

コロナ前に買ってたストレートレザー、Gold Dollar W59。当時はEbayで1200円台、しかも送料無料という良き買い物でした。刃先も尖ってるし、一見いかつくて扱いづらそうな恰好ですが、実は刃背の波状突起は指にピッタリ、また刃線も短く実に扱いやすいカミソリです。でも刃線と刃背は共にスマイリングエッジなのに、刃肩だけはなぜか直線。これは研いでるとそのうち刃線が直線になってしまいそうです。ふと刃肩側を調整して円線刃にしてみることを思い立ちましたが、当時はようやく八の字研ぎを練習し始めたばかりでした。円線...
DIY

庭の山椒の枝から本レザーのスケールを自作

去年山椒を剪定したときの枝。すりこ木でも作ろうかと取っておいていましたが、何の気なしにこの枝を眺めてたら、つい「これを本レザーのスケールにしてみたい」などという不埒な願望が沸いてきました。一刀両断まず両側面に平面を作るため、突起部分を肥後守でカット。続いてカンナで削って、平面ができました。そして、この木を正確に一刀両断するための冶具を製作。以下の写真左は丸ノコ用の定規です。先に材料の枝の両側面を平面にしたわけは、丸ノコで正確に切断するために固定したかったからです。あて木はすべて両面テープで圧着しています。中...
DIY

刃を研ぐ習慣とは、成長のための能動的な行動

令和最初の投稿です。突然ですが、Franklin Plannerというシステム手帳があります。この手帳には、単なるスケジュール管理や備忘録といった普通のシステム手帳とは大きく違う特徴があります。Franklin Plannerの特徴を誤解を恐れず一言で言うと、あるべき将来の自分のための設計図です。 まず最初に、将来の自分のあるべき姿を想像し、 その姿に向かうためにどんな行動をすべきか、演繹的に展開することにより、 外部環境から与えられた目の前の作業をこなすだけでなく、自分の成長のための能動的な行動を計画して...
剃刀

西洋剃刀のスケールを交換してみました

以前、スケールを3Dプリンタで印刷した、中華の格安ストレートレザー「Gold dollar 208」。その後ヤフオクで、極めて安価な新品のスケールを2個見つけたので、落札し入手しておきました。どれだけ安かったかと言いますと、2個送料込みの価格で、Gold Dollar本体の送料込み価格を下まわるほどです(つまり1個500円未満)。逆にいうとこの格安レザーのパーツは、これだけ安くないとコスパの良さを維持できません。今日はこのスケールを交換しました。まず準備として、前回の交換時にも使ったアンビルに穴あけしました...
剃刀

西洋剃刀を入手して約3か月、多少剃れるようになったかも…

およそ3ヶ月前、中華製の格安西洋カミソリ「Gold Dollar 208」を買いました。初めてのマイ西洋カミソリです。しかし買ってすぐ私が多忙になったこともあり、この西洋カミソリで剃る機会がありませんでした。多忙で剃る機会がないというのは、まだ私がうまく剃れずヘタレた言い訳です。つまり血だらけで出勤する羽目になるのを避けたい、ということです。研ぐ練習でも研ぐ練習は、時間を見つけて頻繁に繰り返していました。研ぎ方は最初、なにも分からずYouTubeの見よう見まねで、 #400の荒砥でV字研ぎ #1200の中砥...
剃刀

西洋カミソリ、Gold Dollar 208のスケールを3Dプリント

やらかしてしまいました…先日、金属製両刃ホルダを煮沸消毒したとき、ついでにGold Dollarも煮沸消毒しようと一緒に鍋で煮てしまいました。そのせいでスケールがふにゃふにゃになってしまい、もとに戻すことが困難になってしまいました。あまりのショックで、ふにゃふにゃ状態の写真は1枚も残っていません。でもそこは、さすが今やIT革命成就後の世界。Thingiverseに行くと、ちゃんとスケールの3Dデータがアップされていました。あとはリベット状のピンを見つけることが出来れば自作出来る、とeBayでstraight...
剃刀

研ぐことから西洋レザーを始めてみようと「Gold Dollar 208」と砥石を入手

どっぷりと両刃カミソリの良さにはまっていますが、 もともと両刃カミソリの世界に飛び込んだきっかけは、カートリッジカミソリの替刃の高コストに嫌気が差したことでした。今では両刃カミソリの低いランニングコストそっちのけで、替刃やホルダを複数種使い分けて違いを感じたり、シェービングソープやブラシ、アルムブロックやアフターシェーブローションや乳液も揃えて楽しんでいます。こんな素晴しい世界があるんだ、と毎朝のシェービングを堪能できる両刃のよさは語りつくせません。西洋カミソリはロハスでエコだと思うそれとは別に、ランニング...