創造性のクエン酸回路・他象限への働きかけ

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チームで描く絵の解像度上げのための相互作用に役立っている

イメージを具体的に表現するにあたり

もつれ時代における創造性 | Krebs Cycle of Creativity - SHIMPEI MIURA
はじめに あなたは何の専門家だろうか? アルゴリズム?アート?プロダクトデザイン?グラフィックデザイン?デ

自分が目ウロコになった知見を貼っておきます。

上記のリンクで目ウロコだった点は、“Art”、”Design”、”Engineering”、”Science”という、一見相反するようなこの4つの関係性を、一つの図というか概念で表した、ということです。

このページを発見したことで、

  • 自分やチームの個性や強み・弱み、
  • あるいは現在の立ち位置や役割がどこなのか
  • また今後自分はどのような個性の人とアライアンスを組んだり、
  • 自分自身がどの方向に向かう・あるいは働きかけると良いのか、

という視点が得られました。

自分に置き換えて具体例を挙げても抽象的で恐縮ですが

  • 自分はおそらくこの図の4象限のうち下の2つ”Design”、”Engineering”が得意だけど、周りから求められている役割りは上の2つの“Art”、”Science”なので、これまで徐々に自分の軸足を上に移してきた。
  • ”Design”、”Engineering”を担当する周りの人に対して働きかけるために、今後解像度の高いナレッジの共有を働きかけていく
  • そして自分と周囲は共にまだ“Art”と”Science”、そして”Design”と”Engineering”の両者をうまく切り分けできていないので、今後両者を切り分けるために自分は“Art”に軸足を移す。

ていう感じです。

上記のページでいうこの「他象限への働きかけ」。
私の環境でその手段とは「それぞれの絵を高い解像度でお互い見せあって共有し重ね、一枚の解像度の高い絵にすること」と思っています。

今の行動で具体的な一端を表すと、親指シフトでリモートのチャット入力することにより、チーム内での解像度向上に繋がっている因果関係にその実感を得ています。
これは上記ページの”Engineering”と”Design”を担当する他象限への「働きかけ」にあたるのではないかと考えています。

親指シフトはこれまでもクリエイティビティなかたに好まれていたというこれまでの傾向も、もともと表現者である彼らは必然「他象限への働きかけ」が使命だったからではないかと思っています。

検索するだけで何でもわかるようになったこの時代、専門性に特化するだけではなく相互作用を働かせることがより重要になっています。
これはこれまでクリエイティビティ層だけが持っていた「他象限への働きかけ」という使命は、今後はそれぞれに求められるようになると推察されます。