最近3Dプリンタをちょこちょこアップデートしてるので、アリエクを眺める機会が多くなってます。
そのアリエクを眺めてたらつい見つけてしまったこちらの剃刀ホルダー、

「Whityle 22T-H Glide PRO 5.0」をうっかりポチってました。
ウィタイルと読むんでしょうか?whiteとstyleを合わせたようなブランド名ですね。
なんとこのWhityle 22T-H、
両刃カミソリ刃を半分にしたHalf-DE替刃を、2枚使って二枚刃を実現するカミソリです。
ハーフ両刃を使った一枚刃安全カミソリでしたら、既に

や

で体験済ですし、IntermediateなシェーブのLeaf-Twigは現在、我的実質稼働率No.1の高効率ホルダーです。
Twig販売元のLeaf Razor社では3枚の替刃を3枚刃カートリッジのようにするホルダーもあって以前から興味を惹かれてましたが、お値段がはるのでこれまで手を出せずじまいでした。
代わりに登場した今回の、替刃2枚をカートリッジのように二枚刃にするギミックのホルダー。
格安で入手できるこんな面白い品を見逃すなんてとてもできませんでした。
開梱の儀
本体は写真下のプラスチックケースに入ってるヘッドとカバーです。
私が買ったときは1,446円でした。

写真上のハンドルは同じくアリエクで購入。
私は本品専用のハンドルにするつもりで買いましたが、すでに手持ちのハンドルがあるかたは勿論そちらを使うこともできます。
値段は718円。
ヘッドにハンドルを装着。

刃を装填
ヘッドカバーはGEM1912のように前開きです。
まずは一段目に、前刃となる替刃を装填しました。

中蓋を被せると、二段目が現れます。
二段目に後刃となるもう一枚の替刃を装填しました。

ヘッドカバーを戻して装填完了。
あっけなく二枚刃の完成です。
この状態でホルダーを振ると少しカタカタ鳴りますが、刃が動く様子は見られません。
剃ってみました
前刃と後刃のギャップの広さから、攻撃性はアグレッシブを想像してましたが…

攻撃性は思いのほか低く、インターミディエイト寄りのマイルドに感じました。
Leaf Twigよりもむしろ若干マイルド。
効率はGilletteやSchickの高級カートリッジには劣りますが、それでも二枚刃が効いてるようで、少ストロークでBBSに達します。
また安定性もホテルディスポとは一線を画し、実用に耐えます。
本品はコスパを求めようとウェットシェービングの道に進もうとする初心者の方に奨めても問題ないレベルと思いました。
なおこのシェーブ感覚は私個人の感想です。
一枚刃で使ってみる
翌日、二枚の刃を装填できる本品を、一枚刃で使ってみました。
前刃一枚での使用

マイルドで、フェザーポピュラーで剃ってる感覚に似てると思いました。
後刃一枚での使用

上の写真の通りブレードギャップが大きいので、マイルドではなくなると思ってました。
しかしこちらも意外にマイルド。
グライドプロの名の通り、ガードのローラーが特に一番効果を感じられるセッティングで、ヘッドが伸び伸び滑走します。
どちらのセッティングでもシェービングは実用的です。
二枚の刃をそれぞれ単独で使ってみたら、二枚刃のジオメトリとは絶妙なバランスの上に成り立ってるということに気づきました。
本品、なぜか現在はAliExpressに表れてませんが、もし販売を再開することがありましたら試しに入手されてみることをお奨めします。
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