モバイル電脳

Nokia携帯3機種をAllfiles化

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Nokia E63
最近WEB製作についてばっかり書いてましたが、久々にモバイルガジェットの話です。今年はSIMフリー元年といわれていますが、先日ドコモは、今後発売する機種をSIMフリーにすると声明を出しました。海外で携帯を使用するときは、日本で契約しているキャリアをローミン...

当ブログの記事にしようと先日E63を引っ張り出してきたことをきっかけに、現在使っているX01NKをはじめ、前に使ってた705NKを加え計3台のNokia携帯を、今回まとめて一気にAllfiles化しました。

Allfiles化とは、ググればわかりますが要するに普段は見ることが出来ないファイルも見れるようにして、端末の設定編集の自由度を高めるものです。SIMロックが解除されるということではありません。
Allfiles化は既にノウハウが確立されているので、私レベルでもネットを検索すると何とか実施可能です。
それでも例によって試行錯誤しながら実施したことなので、下記の手順には何かが漏れてるかもしれません。

まずE63(ファームバージョンは400.21.013)です。

なぜE63をAllfiles化したかったかというと、SIMフリーな海外仕様のため完璧に表示することができなかった絵文字を、きちんと表示させたかったからです。

最初にここの下からSelf-SignedのY-Browserをダウンロードして、E63にインストールします。

次は、HelloOX2をここの下にあるUnsignedをダウンロードして、E63にインストールします。

ダウンロードしたものはUnsignedなので、signedにするためにここに書いている通りのこと(Signedについて参考になるサイトです)をします。私は上記リンク先の「OPDA発行の developer cert」を行い、
– 一晩経過 –
cert、keyファイルがOPDAからダウンロードできました。

BiNSignというwindowsソフトを使って、ダウンロードしていたHelloOX2をこのcert、keyファイルでsignedにしました。

SignedなHelloOX2をE63にインストールする際には、色々な紹介記事ではsisファイル本体を端末に移して、端末でインストールすることが勧められているのでその通りにしました。

インストールしたHelloOX2を起動して画面通りにすすめると、Rompatcherが表示されます。

Rompatcherを起動して、OptionsからAll patches-Applyを選択すると、画面上のOpen4All_RP+横のアイコンが青から緑に変わります。

ここでY-Browserを開くと、C:/privateフォルダをはじめとする普段見れないフォルダを見ることが出来、これでE63のAllfiles化は完了しました。

なおHelloOXは当初1.03を試してみましたが、何回やってもうまくいきませんでした。

つづいて705NKとX01NKのAllfiles化ですが、

この2つは

こんな暇つぶしでええんやろか?
ここに書いてある方法そのままで、非常に簡単にAllfiles化することができました。

この2つをAllfiles化したのは、E63のために次の作業がしたかったからです。
mobi+ [モビタス]
にあるとおりと同じ方法で、Allfiles化したX01NKからアクセスポイント情報をとりだし、E63に移植、再起動しました。

引き続き、
旅の途中
のDownloadページにある、UA変更ツールを使うと、E63でもMMSの送受信が出来るようになりました。

また、Allfiles化したX01NKから平成ゴシックフォントを取り出し、FontRouterLTの入っているE63の所定の位置にコピー

「E71 絵文字」でググると出てくる紹介記事の方法で絵文字SISをインストールして、再起動すると…
e63_allfiles
こんな感じになりました。

e63が(行くことがあれば海外で)常用できるレベルになりました。
ネット上の先人の皆様、本当にありがとうございます。