電脳

HDMIオーディオ分離器でレガシー規格ホームシアターが本領を発揮、その旋律に戦慄

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弊宅には「Dolby Digital & DTS」という20年前の枯れた規格でのホームシアターがあります。

手持ちのレガシー機器を活かしサラウンドホームシアターを構築
コロナ禍でDAZNやアマゾンプライムを利用するようになったら、より良い環境で動画を視聴したい欲求が次第に膨らんできました。その欲求をこのたび、ようやくホームシアター構築として具現化することが出来ました。準備から完成まで2年がかりとなりましたが、その経緯を記事化します。以前から家にあったレガシー機器コロナ禍以前に、家には既に次のような音響機器がありました。AVアンプ:Pioneer VSX-D51120年ほど前に家電量販店のセールで見かけ、即買いしたものです。2万円弱という激安だった記憶があります。5年ほど前...

上記に投稿したとおり、2年前に1万円弱のプロジェクター&自作したセンタースピーカーを加え、5chサラウンドホームシアターを構築しました。

いや、構築した気になっていただけでした。
つい先日、このホームシアターのサラウンドアンプに光デジタル端子がオンボードで備わるPCを接続して、アマプラを再生した日までは。

ZOTAC HD-ID11にLibreELECをインストールしてHTPCに
「今となっては非力なPCをよみがえらせる」シリーズです。Intel Atomという超非力なCPUを搭載したデスクトップベアボーンPC、HD-ID11を持ってます。CPUIntel Atom D510 1.66GHzGPUNVIDIA ION graphics DDR3 512MBメモリDDR2-800 4GSSD/HDDSATA 2.5 30G過去にはWindows10でHTPCに。そのWin10では遅すぎていったん退蔵し、後にサーバー用途でOctoPrintで3Dプリントサーバに。3Dプリントサーバ自体の...

その日の光デジタルでアンプ接続したPCからの映像体験は、画質はSDでしたが「音だけは凄く良かった」という意外なものでした。

私は最近自分の耳にあまり自信を持てなかったので、以前ならこのサウンド体験を「ただの気のせい」で済ませたかもしれません。
自分の耳に自信を持てなくなったきっかけは数年前

聞こえチェック
モスキート音を使った聞こえチェックです。あなたのお耳は何歳でしょうか?

このサイトでモスキート音チェックをしたら、なんと10kHzまでしか聞こえなかったことがあったからです。
しかも片耳はたった8kHz。

ただこの日は違いました。
光デジタルで接続したPCから流れてきたアマプラ動画のサウンドは、音の定位が明らかに安定してて、それまでの設定状態とはまるで異なってたので。

そんな差異を感じた自分の耳をこのときだけは信じ、Fire TV StickからサラウンドアンプPioneer VSX-D511までのどこかにボトルネックがあるという仮説を立てました。

ついてはサラウンド環境の再構築に差し当たり、まず

自分の耳が本当に聞こえてないのかどうか、再度確認することにしました。

確認に使ったのは、昨年買ったこちらのイヤホンです。

いくつか試した中華イヤホンKZが秀逸
アニメを見るようになって2年弱。所帯を持って一時は途絶えた生活習慣のうち、アニメに関連して久しぶりに再開したものがいくつかあります。再び映画を見るようになった再びCDを買うようになった要するにメディアに触れる機会が増えました。映画で素晴らしい音響を体験したことで、映画館以外でも同じ音響体験をしたくなりました。買ったCDを聴く方法は今のところ「Androidスマホにリッピングし、Pulsarアプリで自動車や家のスピーカーで」です。でも家では大音量は望めませんし、自動車で郊外に行ったとしても車内の音場環境は厳し...

以前と同じサイトでこのイヤホン経由で高音を再確認したら…12kHzまで聞こえてました!
以前8-10kHzしか聞こえなかった原因は、当時のイヤホンの性能にあったと分かりました。

そこで、今後Fire TV Stick 4K Maxからの音声出力は

Bluetooth接続をやめてHDMIから有線経由で分離して取り出すことにしました。

ボトルネックは自分の耳ではなく、サラウンドアンプへ接続していたBluetoothレシーバーなのでは?と推定したので。

そもそも2年前のホームシアター構築当時、音声をBluetooth出力にしてしまったのは、自分の誤解からです。
Bluetoothレシーバーから出力される2chからもサラウンド音声は通常に出力されるという誤解。
おそらくDolby PrologicとDolby Digitalを勘違いで混同してたのかもしれません。

改めて既存サラウンドアンプPioneer VSX-D511のスペック機能を調べた結果、サラウンド環境再構築の目標を「アマプラのDolby Digitalを引き出す」に据えました。
そして用意した分離器はこちらです。

ラトックシステム HDMIオーディオ分離器 RS-HD2HDA2-4K

HDMIから音声出力を分離し光デジタル出力を可能にする機器です。

光デジタル出力ではDolby Digital5.1ch、DTS5.1chに対応可能。
光デジタル入力のある既存サラウンドアンプに対し必要十分な仕様です。

HDMI経由でなら最新のDolby Atmosにも対応しますので、将来もしこのサラウンドアンプを買い替えることがあったとしても引き続き役に立ちそうな分離器です。

開梱の儀

接続の儀

分離機の電源はサラウンドアンプ背面の連動電源からとることにしました。

既存サラウンドアンプはFire TVリモコンに連動しますので、この配線によってFire TV Stickとサラウンドアンプ、分離器の3つがFire TVリモコンスイッチ一つで同時にON/OFF可能になります。

分離器を通してAmazonプライムを視聴してみました

まずは分離器経由での映像出力をプロジェクタで確認してみました。
さすが4k60Hz対応…1080p程度は余裕でした。

続いて分離器経由での音声出力をサラウンドアンプで確認…
光デジタル経由により、ついにDolby Digitalの表記がでました!

Dolby Digitalコンテンツをこのアンプで再生すると、アンプのサラウンド効果設定「STANDARD」内での”MOVIE”- “MUSIC”- “PROLOGIC”間での切り替えが出来なくなりました。
代りに”DOLBY DIGITAL”の文字が流れ、Dolby Digital固定状態にあることを示してます。

Dolby Digital5chサラウンド音声は、これまでとは全く異なる音でした。
定位がはっきりし、指向性のある高音の解像度も上がったことで、小さな映画館サウンドの再現となりました!
今まではプロロジックの疑似サラウンドだったんですね…

サラウンドアンプPioneer VSX-D511には、20年以上その性能をフルに発揮させてなかったことを深くお詫びしました。

自作センタースピーカーの改良

HDMIオーディオ分離器導入のあと、どうしても自作センタースピーカーが気になってきました。

気になってきたのは、工作精度の問題で生じてたエンクロージャー開口部の隙間です。
いつかバッフルボードをかませて穴埋めしようと思ってました。

このたび、2年越しにいい素材を見つけたので、3Dプリンタで印刷。

密閉が増し、とてもいい音になりました。

見つけた素材はこちらです。
このリングのみを、厚さ以外74%に縮小したら本品にぴったりでした。

4" Back Horn Speaker V2.0 - Bluetooth, Active, Passive by guppyk2
The full set of stereo components (and plenty of other stuff): 19Feb20: The new isobaric subwoofer is now online: here it is, the 4" version of the back horn speaker V2.0:This design is largely identical with the original design but with a few improvements...

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