アニメを見るようになって2年弱。
所帯を持って一時は途絶えた生活習慣のうち、アニメに関連して久しぶりに再開したものがいくつかあります。
- 再び映画を見るようになった
- 再びCDを買うようになった
要するにメディアに触れる機会が増えました。
映画で素晴らしい音響を体験したことで、映画館以外でも同じ音響体験をしたくなりました。
買ったCDを聴く方法は今のところ「Androidスマホにリッピングし、Pulsarアプリで自動車や家のスピーカーで」です。
でも家では大音量は望めませんし、自動車で郊外に行ったとしても車内の音場環境は厳しく、狙った音は出づらいです。
そこで欲しくなったのはイヤホンです。
振り返ると我的これまでの人生最高のイヤホンは、30年ほど前の安価なケンウッドのインナーイヤー型で、当時で980円のものでした。
安物なのに定位がしっかりしてて感動したことを今だに覚えてます。
しかしその後同じような音を再現するイヤホンには、今だに巡り合えません。
手元には密閉型ヘッドホンもありますが満足してません。モニタ用途には良いんでしょうが…
昔感動したケンウッドのような定位感あるイヤホンはもうないんだろうか?
それとも当時の自分の耳が幻だったんだろうか…
イヤホンを掘り下げたくなって調べてみたら、最近は中華イヤホンが熱いようです。
中華イヤホンに興味が湧いたので、まずはとにかく安価な
KZ EDX lite
から、評判の中華イヤホンを試すことにしました。
AliExpressが安いようですが、すぐ欲しかったので
Amazonで購入。
割引クーポンをチェックして1,169円。
ポチって3日目で届きました。
インプレで聴いたのは近日対バンする次の2枚です。
ジャンルが偏っているのは自覚してます。
EDX liteの重低音、そして定位感に驚きました。
特に定位感は我的ベンチマークだった30年前のケンウッドを上回り、未練を断ち切ってくれました。
もう昔のケンウッドを懐かしみ振り返ることはないでしょう。
こんな素晴らしいものがこのように安い値段…てことは、もっと上位機種だとさらに未体験な感動があるのでは?
人はこうして沼にはまります。
とうとう
ZSN ProX
を追加で購入しました。
それでもAliExpressでは1,756円。
ポチって9日で届きました。
先ほどのトゲマイに加え、新たに聴いたのはこちらです。
EDX liteと聴き比べました。
吹奏楽なので音域が広いです。
すでに一度EDX liteで驚いてますので、感じた衝撃はそのときほどではありませんが、ZSN ProXも素晴らしいです。
EDX liteと比べインプレしますと、
定位感はEDX liteと同じでした。
でも小さな音の再現がZSN ProXのほうが細かいです。
これをいわゆるダイナミックレンジが広いというのでは。
ダイナミックレンジが広い効果なのか、音が止まった時の一瞬の残響が聴こえたり、全体の音量が低くても音の解像度は高く維持されてたりします。
そんな自然な音は、あたかもイヤホンの外で誰か演奏してるようでした。
これがいわゆる抜け感というものでは。
外のなにかが鳴ってると勘違いし、何回もイヤホンを外しました。
バイオリンとかピアノの鍵盤の質感とか、ペダル操作した音とかも聴こえて、楽器がどのような形して何が振動し、どこに反響しているのかが見えるかのようです。
こんな世界があることに感動して沼にはまり、もっと高いものを買おうかという気にもなります。
けど、ZSN ProXのすばらしさ、そしてもうモスキート音が聞こえない自分の年齢を考え、何とか思いとどまることが出来ます。
今回買ったEDX liteは屋外で、ZSN ProXは自分の家での用途で、共に使おうと思います。
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