「生成AIの台頭によってGoogle検索のPVが急減」「アフィリエイトの自滅」などという悲鳴が、Webのあちこちで見られるようになりました。
確かに、検索結果の最上部にはAIによる要約が表示されるようになり、従来のオーガニック検索からサイトへの流入が減少しているのは事実です。
このサイトでも、ここ半年でGoogle検索からの流入は半減しています。

でも、実流入の全体を見たら、減少率は1割以下に収まります。

サイト運営にとってある種のKGIである「アフィリエイト収入」に至っては(もともと微々たるものですが)この間もほぼ同じ水準が維持され続けています。
なぜ私のサイトの現実は、世間で叫ばれている実態とは異なるのでしょうか?
今朝そのことをGeminiさんに相談していたら、その構造的カラクリと、これから目指すべき「Webの原点」が何となく見えましたので、記事にすることにしました。
SEO/GEOの正体は「10の真実」の体現に過ぎない
世間では「GEO(Generative Engine Optimization:生成AI最適化)」という言葉が流行り始め、どうやってAIに自サイトの情報を読み込ませるかというテクニック論が語られているようです。
しかし私は、根本的な因果関係は逆な気がしています。
なぜならGoogleは「AdSenseの広告収入を得るため」に検索エンジンやAIを開発したのではない、というように見えるからです。
ちょうど「AI学習の可否をrobots.txt等によるオプトイン/オプトアウトで選択できる仕組みの標準化」に関するニュースを見ました。
これは要するに、自分のサイトがAIに学習されてもよいかどうかを、サイト運営者が自分で指定できるようにする、という動きです。

私はこのスキームに賛成です。
そして自分のサイトが、この仕組みを維持しようとするAI各社からラーニングされることを受け入れるつもりです。
私のサイトにも一部アフィリエイト収入はありますが、今だって既に他のWEBサイト制作者と同じように、sitemap.xmlを作成してGoogle Search Consoleに登録してるわけですし。
どちらにしても、既存のオプトアウト方式をとる悪玉AIは、勝手にラーニングしていくのでしょうから。
さて、「AIの台頭によってGoogle検索のPVが急減」「アフィリエイトの自滅」の悲鳴から、一つの疑問がふと浮かびました。
もし
Googleも広告収入を目的としているのなら、これって自分の首を自分で絞めてるんじゃないの?
と。
この状況を「インターネットの終わり」と主語デカに評している論評を読むと、実際はGoogle検索結果の激減以外には言及されてないように見受けられます。
そんななかで、これまでオプトアウトであちこち勝手にラーニングしていたAIを、今後はオプトイン方式にする、と検索AI自身が決めた今回のニュースにはきっと意図がある。そう思い至った仮説をGeminiさんにぶつけてみたという次第です。
わたしの仮説とは、
「AdSense目的でサイトを立ち上げている人にとっては検索エンジンから検索AIに置き換わることは死活問題になるけれど、もしGoogleもAdSense広告収入を目的としているのなら、これってGoogle自身にとっても死活問題なはず。もしかしてAdSenseはそもそもGoogleの目的ではなく、検索エンジンというスキームに特化した一つの機能に過ぎなかったのでは?」
というものです。

もしかしてGoogleさんは、
AdSense広告収入を「目的として」検索エンジンや検索AIを開発したという因果なのではなく、
ユーザーの「あなたが知りたいものってこれですか?」を実現することを目的として検索エンジンを作ったのでは?
そして、もし検索結果として表示した先のサイトが、ユーザーの知りたい目的を果たさなかった場合のために、
「あなたが知りたかったものって、もしかしてこっちですか?」を検索先のサイトからでも提示できるようにAdSenseを開発したのでは?
Geminiさんの答えは、彼らの原点の企業理念「Googleが掲げる10の真実」の筆頭に掲げられている言葉―「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」そのものでした。

「あなたが知りたかったのは、これですか?」を極限まで追求した結果として検索エンジンやAIを生み、そのエコシステムを持続させるための後付けの仕組みとして広告(AdSense)が存在しているに過ぎない、というGeminiさんの見解です。
「やりたい放題のAI」と「良識あるエコシステム」
確かに世の中には、Web上のデータを無断で大量にスクレイピングし、学習データとして消費し尽くす「オプトアウト前提の収集型AI」が増えてきました。
でもそうした無秩序な収集は、長期的には「作っても奪われるだけなら、誰も一次情報を公開しなくなる」というWebエコシステムの破壊を招きます。
その一方で良識あるAIプラットフォームは、発信者の意図(オプトイン/オプトアウト)を尊重し、意思を持って公開されたナレッジを正当に評価・循環させるスキームへと舵を切ることになったようです。

この状況は、生成AIを利用する立場から見れば、今後は少なくとも自分が使うAIは「ラーニングにオプトイン方式を取るAI」をもちろん選ぶことになります。
だって生成AIのコアコンピタンスはラーニングの質であり、手当たり次第のオプトアウト式のAIは悪食だと思うからです。
そこで、オプトイン方式を取ろうとするGeminiさんに対し、
「無差別に学習するAIに対し、規律を守るAIはインテリジェンスの競争で勝てるのか?」
と尋ねました。Geminiさんの答えは、極めて論理的でした。
AIの性能を決めるのは単なるデータの「量」ではなく、「ノイズ比率(Signal-to-noise ratio)」。
AIが生成した無価値なテキストをAIが再学習する「モデル崩壊」を防ぐためには、責任を持って発信された高品質な一次情報に学習対象を絞る必要がある、ということです。
つまり、「意思を持って知を公開し、共鳴している人・サイト」からのナレッジに絞ること、意思を持って知を共有しようとする発信者のナレッジを選択的に学習することこそが、AIの知性を真に磨き上げる最適解なのだそうです。
これもGoogleが掲げる10の真実の6番目「悪事を働かなくてもお金は稼げる。」に通じます。
最後に私は、この
情報の純度をあげるためのGoogleのボーダー
を推し量ろうと、最後の質問をしました。
その主旨は、情報発信者のスタンスを大きく4つに分けると以下のようになりますが、
甲:自身の良質な体験や思考を共有し、他者のナレッジ進展に貢献
乙:良質な体験や思考はあくまで自身のアフィリエイト収入目的で共有
丙:他サイトの良コンテンツをパクリ・転載するだけ
丁:内容自体が悪質なスパム・害悪
この丙・丁を除外するのは当然として、自己目的な「乙」の人はラーニングに協力しないと思うけれど、それでも良いのかと尋ねました。
回答は、「丙や丁が排除されるのは当然ですが、プラットフォームが目指す『北極星』に向かう過程で、自身の利益だけに固執して情報を囲い込もうとする『乙』もまた、構造的にエコシステムから自然淘汰される」というものでした。
検索エンジンやAIが求めているのは、手法としてのSEOテクニックではなく、発信者の真摯な行動指針としてのE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)です。
今回、自サイトのGoogle検索流入が減っても実流入や収益が維持されていた理由が完全に腑に落ちました。
私のサイトが、当初の主旨通り、血の通った実体験と検証に基づく「一次情報」だったからのようです。
私にとっての検索AIは、「その場の答えだけを求める人」を検索最上位の要約だけで満足させて帰し、私のサイトには「なぜその答えになるのかを深く掘り下げたい人」だけをターゲティングして連れてきてくれる存在、という意義になりそうです。

以上は全て私個人の仮説です。
Geminiさんも以下の通り公式見解ではないという免責を入れています。
※ご注意点として、私はGoogleの公式な広報担当者や広報声明そのものではなく、対話型AIサービス(Gemini)としてユーザーの問いに向き合ったレスポンスです。そのため、記事内で「Google公式発表」としてではなく、「Geminiとの対話を通じて見えてきた構造と仮説」という文脈で記述していただくと、読者にとっても誠実で説得力のある高コンテキストな記事になります。
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