会社のサイトはMODxというCMSで作成しています。
このMODxは小規模のサイトに適していますが(会社のサイトは10ページも無い)、さらに設置したあとの検索エンジンの順番を見てみると、高い位置に表示されることから、SEO的には優れていると思います。
一方、会社サイト構築の際MODxと並んで検討したCMSのXOOPSは、会社では採用しませんでしたが、今に至るまで個人のサイト構築に使わせていただいています。
こちらは大規模の内容のサイトを簡単に構築できるのですが(個人のサイトはページにすると500ページぐらいになるかも)、こちらはあまりキーワード上位にランクされません。
そこで、
XOOPSでもSEO的に出来ることはやって見よう
と、次のことを試しました。
URLを静的表示にする
Simplified URLsを導入しました。 ロリポップサーバーでの導入は成功し、動かないモジュールはありません。
sitemapの導入
サイト内にsitemapを導入すると、GoogleやYahoo!、bing(旧MSN)の巡回がスムーズになります。 サイトマップファイルの作成&送信ここに詳しく書いてます。 これを自動で作成できるsitemapモジュールというものがありましたので、導入しました。
Googleウェブマスターツールでは一旦は認証成功したものの、翌日みると「htmlなのでダメ」と×がついていました。
ホームディレクトリにコピーしたxml_google.phpを開いて見ても理由が分らず、またせっかくSimplified URLで綺麗にしたURLをクロールされたいので、sitemapモジュールはアンインストールしました。
つづいて前回の記事でも紹介したサイトマップファイルの作成&送信ページで紹介されているオンラインサイトマップ作成サイトからXML Sitemaps Generatorを選んでsitemap.xmlを作成し、ホームディレクトリにアップしたところ、Googleで○がつきました。
なお作成されたsitemap.xmlは、アドレス数が上限の500でした。
エラーページの自作
ロリポップサーバーの用意するエラーページがSEO的に良くないようなので、エラーページを自作します。
XOOPSモジュールのpico(静的ページ作成)で、401,403,404,500エラーページを作成し、これらのページは、picoのページナビとメニューに表示しない設定にしました。
最後は、ホームディレクトリにある.htaccessファイルの編集です。
ロリポップサーバーでは、会員専用ページに上記エラーの際自作ページに移動する.htaccessファイルの編集画面が用意されていますので、そこに、picoで作ったエラーページURLを指定しました。
合わせてpicoのmod_rewriteはonにしました。
これで完成のはずですが、うまく動作しません。
編集された.htaccessファイルを見てみると、Simplified URL導入時に.htaccessファイルに記述した内容がごっそり消えていました。
ロリポップの会員ページで編集した内容は追記されず上書きされるのかもしれません。
そこで.htaccessファイルの消えた部分を追記して再度FTPでアップしたところ、きちんと動作しました。