ハードウェア電脳

エレキット・高出力2WAYアンプPS-3236を組み立て

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10年以上前、車から外した純正のスピーカーユニットを利用してサブウーハーを自作したことがありました。
車用のサブウーハーは一般的にアンプ内蔵タイプのものが多いので、その自作サブウーハーにもアンプをくっつけたく、12Vのアンプを探し求め、当時購入したのがエレキットのアンプキットPS-3236です。

このアンプキットを買ったあとしばらくして自作サブウーハーは屋内で使うことになりました。
するとこのアンプキットは出番がなくなってしまいました。こうしてキットは組み立てられないまま10年以上が過ぎ、今日に至りました。

そんななか先日、30年間メインで使っていたONKYOアンプの調子が悪くなってたので、
ふとこの組み立ててないキットを組み立ててみようと思いつきました。

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結局ONKYOアンプは自前で修理出来ましたが、一度組み立てたくなった気持ちは止められません。

PS-3236B(DUAL)で組んでみた

このアンプはBTLとDUALの2タイプで組むことができまして、プリント基板が2つ付属していました。

購入当初の用途はモノラル使用目的でしたが、今回はメインのアンプの代わりにします。ステレオアンプにしたいので、DUALの3226Bの基板で組み立てました。
こんな感じでちゃちゃっと。

このICは発熱するらしく、ごついヒートシンクが付属していました。
PC同様、グリスを塗ってからヒートシンクを取付け。

秋月の通販で、ケースとコネクタ関係を購入しました。

ケースに組み込み、9V1300mAのACアダプタを接続してスイッチオン…
音が出ません。
ボリュームを最大にすると、なにやらぼそぼそ音だけが聞こえました。
配線やはんだ、極性を全てチェックしましたが、間違っている様子がありません。
はんだ付の際に熱しすぎて部品をダメにしたんでしょうか、と思って部品を全部チェックしようと外しました。

今度はPS-3236A(BTL)で組んでみた

部品を外したついでに、今度は一旦BTLの3236Aの方で組んでみることにしました。

仮配線を終えて鳴らしてみると…
素晴らしい音が大音量でスピーカーから聞こえてきました!

なぜステレオでは鳴らなかったのか結局分かりませんでしたが、これをきっかけに、10年以上前にこのアンプキットを買ったときの目的に戻り、モノラル用途で自作サブウーハーに組み込むことにしました。

先ほど使ったケースの上蓋を加工してこのように組み立て。

これを組み立てる際に色々ネットでアンプを調べましたところ、最近は省電力・高効率を両立した「D級アンプ」なるものが主流になりつつあるんですね。
興味が出てきました。

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