庭には以前から山椒の雄株がありますが、今日まで何度か深刻な雪害に遭って来ました。
特に大雪だった11-12シーズンは、主幹までもぽっきりいってしまうほどひどいものでした。
そのとき折れた山椒の枝や幹は、とりあえず他の雑草などと一緒に庭に積んで置いてました。
積んだ雑草が積もった雪の下になっている12-13シーズンの冬期間中、ふと山椒について調べたところ、山椒はその木の硬さからすりこぎに使われるということを知りました。
そこで早速折れて雪の中につんである山椒の木片を掘り起こしてみたところ全く朽ちた様子がないので、これを利用してすりこ木を作ることにし、太さのある木を暖房のある室内に引き上げました。
乾燥のため2ヶ月ほど置いたのち、一番太い木を選び、
- 彫刻刀とカッター、そして40番の紙やすりで皮を剥いで整形
- 乾燥のため電子レンジで加熱
- 240番→1500番の耐水ペーパーで空砥ぎ
- ドリルで紐通し穴を穿孔
でこんな感じになりました。
写真左上が剣のような形になっていますが、この部分が雪害で主幹が折れた木という証拠です。
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