この機会にちょっと調べた結果、誤解していたことがありました。
てっきり、コペルニクス以前の天動説は全て、象が平面を支えているような世界観なのかと思っていました。
同じ天動説でも、中世ヨーロッパでは既に、地球が球体であるという認識はあったようで、回転系の中心が地球か太陽か、っていう違いだけだったんですね。
それにもかかわらず、コペルニクスが死期まで自分の地動説に関する発表をしなかったり、ガリレオが裁判されています。
このことについて「地動説自体が異端とされたわけではなく、権力闘争の材料にされた」という説もあるようですが、もし仮にそうだったとしても、問題が
- 「新しい説を信じないほど頑迷な価値観」から
- 「新しい説が権力闘争で排除の材料になるぐらい既得権が優先される俗なメンタリティ」に
変わっただけで、どっちかというとこっちのほうが余程問題だと思います。
And yet, it moves.
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