モバイル電脳

S11HTにAndroid導入の続き

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イーモバを契約していた時のS11HTで以前、Androidを試したことがありました。

そのときの目的はSkypeを試したかったからなのですが、SkypeはAndroid2.1からなので、当時は出来ませんでした。

ネットを見てみると、2.2の導入例がいくつかあがっていたので、今回SDカードからの起動でS11HTのAndroidを試してみました。

default.txtは前回同様、
mddi.width=240 mddi.height=320 lcd.density=128
としています。

skypeは通話可能です。ただ音声が外のスピーカーから聞こえますが。

Wifiはずいぶん安定しています。

1.6では動かなかったカメラが動きました。ただビデオモードにすると固まりました。

GPSは1.6同様、パラボラアイコンが衛星をキャッチしようとしているのですが、いくら待ってもキャッチしません。
そうこうしているとGoogleMapが固まりました。
しかし、全体的に以前のバージョンより動作が機敏です。

S11HTのROMにAndroidを焼いたら多少はスピードがあがるかな?と思って、今度はここのFinalバージョンをNANDに焼きました。
default.txtはオリジナルのままです。

そのときは動作が重くて使い物になりませんでした。

ROMはまたWindowsMobileに戻しました。

ところがその後、色々なフォーラムや掲示板を見ていると、NANDに焼いたFINALバージョンのGPSは、気合を入れて待てば動く、という報告を目にしました。

そこでNAND焼きを再トライ。
今度は手順をちゃんと確認しながら進めることにしました。
HardSPL化は済んでいます。

上記で試したFinal.zipを解凍した中身を全てPCにコピー。

このページからPythonとWindows NBH Editorをダウンロードし、PCにインストール。

Windows NBH Editorで、Final.zipの中にあった.nbhファイルを編集。
私は
Device-Kaiser
Resolution- 240×320
Version – Froyo
Panel type – 1
Key map – Normal
その他は全てチェックをはずす
と編修して保存しました。

microSDカードをFAT32でフォーマットし、その中にFinal.zipの中身をコピー。

microSDカードをS11HTに入れ、カメラボタンを押しながら電源をオン。

画面の指示どおりROMを焼く。

完了後、電源を切りたかったがきり方が分からないので電池をはずしてしまいました。

電池を入れて電源ONすると、Linuxがブート。

テキストが流れますが、一瞬「Push なんとかかんとか Dpad」と表示されるので、即座に真ん中のボタンを押します。
インストールメニューが出るので、画面の指示に従ってインストールします。

私はシステムとデータ両方NANDにしました。

これで完了です。
今度はサクサクとは言いませんが、割ときびきび動いています。
WiFiももちろん繋がってます。

GPS testというアプリが入っているので、これでGPSを確認することに。
通勤時にクルマのダッシュの上におきっぱなしにしてみました。
15分後GPS testを見てみると、衛星4個つかんでました。

こんだけ動けば十分私は常用できます。