FUSION IP-Phone SMARTについては、このブログではこれまで主にNokia端末の標準SIP機能+WiFiで実験し、N800の方が使えそうだというところまではネタにしてきました。
もちろんIP電話の通信回線は、WiFiで使うよりはデータSIMで使った方が用途が広がりますので、IIJmioが刺さっているSIMフリーiPhone3GSでも使えるかどうかは、上記端末に並行してこっそりいろいろ試してました。
それが今回ようやく問題なく使えるようになった気がするので、自分が試した経緯をレポして見ます。
iPhone+IIJmio+FUSIONの検索でご来訪される方が多いにもかかわらず、これまでレポせずすみません。
まずはAgePhoneというアプリ(無料)をiPhoneに入れてアカウントを設定し、通話を試したことはあります。
そのときは携帯との通話は可能でした。
ですが、FUSIONから携帯に発信後、携帯が応答する前にFUSIONからの発信をキャンセルしても、携帯の着信が止まりませんでした。
今回この件で検索すると、某巨大掲示板に「Acrobits Softphone」というアプリをiPhoneには薦めるという書き込みがありました。
App Storeでacrobitsを検索したら600円だったので早速購入してインストール。
アカウントを設定しようとアプリを開いてみると、?
上の図のようにデフォルトで既に設定が用意されていました。
FUSIONの自分のアカウントを設定して、
固定電話⇔FUSION
携帯電話⇔FUSION
の双方からの発信-キャンセルを試してみたところ、成功しました。
引き続き、携帯電話⇔FUSIONでの通話を双方からの発信で、それぞれ試したところ、通話も出来ました。
ただ、FUSIONからの発信の場合、なぜか30秒で切れてしまいます。
検索してみると、これは割とメジャーな問題らしく、いろいろ検索結果が出てきています。
AndroidのAcrobitsの場合は、この問題についてIIJmioの公式にも載ってます。
これも某巨大掲示板に書き込まれていたことを試してみました。
詳細設定-SIPアカウント-自分のアカウント-詳細設定-(一番下の)ハックを開いて、オンになっている「リクエストの送信」をオフにしたところ、FUSIONからの発信でも30秒以上通話できました。
しばらくFUSION IP-Phone SMARTは、IIJmioのSIMフリーiPhoneで常用してみます。
今のところは携帯電話のように使えてます。
コメント
通話するのに、様々な方法が選択できる時代なのですねぇ~! 凄い!
これから、どんな進歩が見られるのか楽しみです(笑)
これはホント凄いと思います。
データ回線の945円だけのコストで、少なくとも050番号の着信は維持できますんで。
実際の使用感はあまりIP電話を意識せず、普通の電話のように使えています。
先日も、自宅内でのWiMAXルータの場所選びで、回線速度をiPhoneを使って家の中のあちこちで測っているときに一瞬iPhoneを見失ってしまいましたが、この050番号に電話してすぐ見つけることが出来ました。