ASUS M4A88TD
USBインストールメディアでインストールを進めましたが、
なぜか必ずインストール開始から数秒~1分程度で画面が固まってしまい、
その先は何も動かなくなりました。
- グラボSAPPHIRE RADEON HD 7750が原因の場合を考え、グラボ経由⇔オンボード経由での切り分け
- インストールメディアが原因と考え、USB⇔DVD-ROMでの切り分け
- インストールの方法を、Graphical install⇔install(テキスト)
これらの組合せを全部試しましたがそれでも症状は同じで、すぐフリーズしそこから動きませんでした。
Geminiさんの見立ては
Kernel 6.x とレガシーAMD構成の初期化エラー
の可能性が高い、として多くの策を授けてくれました。
インストールパラメータ編集
インストーラーのブート画面で起動パラメータにnomodesetを加えて、グラフィックのカーネル初期化をスキップ。
BIOS設定の見直し
SATAモードをAHCI⇔IDEを切り替えてインストール。
メモリに大きなロードがかかった瞬間に固まる
4GB×4枚=16GBを、インストールでは一時的に4GB一枚に減らす。
他にもさらに多くの回避策を示していただきましたが、まずはこの3つを施して再試行。
するとインストーラーは無事インストール完了に達しました!
OSインストール後の設定
この先の作業もGeminiさんに指南していただきました。
起動イメージの再構築
BIOSのSATAモードでAHCIをIDEに変更してインストールしたので、インストール完了後の起動画面では初期ロードにAHCI用ドライバーを読み込んでない可能性があります。
初期応答イメージを再構築するコマンド
sudo update-initramfs -u -k all
で、AHCI含む現在のLinuxカーネルが利用可能な全ストレージドライバーを次回起動用イメージにすべて同梱してもらいます。
で一度シャットダウンして、メモリを4枚刺しにして16GBにしました。
再び電源を入れてBIOS設定画面に入り、SATAモードをAHCIに戻すことができました。
続いて、今回新調したグラボ
Radeon HD 7750のamdgpuドライバへの切替え
GRUB設定ファイルをnanoで開きます。
sudo nano /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT行にquietしか書かれていないのを確認後、radeon.si_support=0 amdgpu.si_support=1を書き足します。
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet radeon.si_support=0 amdgpu.si_support=1"
nanoを閉じてGRUB設定を更新し、
sudo update-grub
再起動しました。
再起動後、次のコマンドでamdgpuがあたってるかどうか確認できます。
lspci -k | grep -A 3 -i vga

以下は自分専用の環境構築です。
fcitx-anthyのインストール
親指シフトという自分独自の日本語入力メソッドを、デフォルトのIMと入れ替えます。
sudo apt update
sudo apt install fcitx5 fcitx5-anthy kde-config-fcitx5
fcitx5を自動起動させるため、KDEの 「システム設定」「自動起動」 を選択して進み、画面下部にある 「プログラムを追加…」 をクリックします。
検索窓にfcitxと入力するとリストに出てくる一覧から、システムツリー直下のFcitx 5を選択します。
入力メソッドにAnthyを追加するため、再び 「システム設定」から「入力メソッド」へ進み、「入力メソッドの追加」からAnthyを選択してリストに追加しました。
Wayland用環境変数を最小限設定しますので、nanoで設定ファイルを新規作成します。
sudo nano /etc/environment
以下の3行を書き加えます。
GTK_IM_MODULE=fcitx
QT_IM_MODULE=fcitx
XMODIFIERS=@im=fcitx
上記を保存して再起動。
再起動後に、我的不要な入力メソッドをまとめて削除しました。
sudo apt purge --autoremove ibus* uim* mozc* fcitx-mozc fcitx5-mozc
その他常用ソフトウェアをまとめてインストール
Krita、Gimp、VLCをインストール
sudo apt update
sudo apt install krita gimp vlc
フォント「Noto Sans CJK JP」インストールと適用
sudo apt update
sudo apt install fonts-noto-cjk
fc-cache -fv
libdvdcss2 の構築
リポジトリにcontribを追加します。
XfceならSynapticにリポジトリ編集項目があるのですが、KDEなので手動で編集します。
設定ファイルをnanoで開き、
sudo nano /etc/apt/sources.list
行末にcontribを追加して保存。
deb http://deb.debian.org/debian/ trixie main non-free-firmware contrib
deb-src http://deb.debian.org/debian/ trixie main non-free-firmware contrib
libdvd-pkgをインストールして、libdvdcss2の自動ビルド・インストールを設定します。
sudo apt update
sudo apt install libdvd-pkg
sudo dpkg-reconfigure libdvd-pkg
途中で選択肢画面が2度表示されるはずで、いずれもYesでEnterします。
これで先日不良セクタHDDからファイルを救出したサブPCが、新しいグラボと電源そしてKDE Plasmaを伴って再び起動しました。

LEDファンでゲーミングPCぽくしました。
昔の自分だと、スペックの低い組み合わせに派手な演出は無駄遣い、と思ってたかもしれません。
でも今は、自己満足も割と大事なことだと思ってます。
今回の満足点は、15年前というレガシースペックPCでもOSやパーツを選んで設定を詰めたら、3Dゲームをやらない用途でならさほど古い構成には思えないほどきびきび駆動できたことなので。
そんなサブPCへのご褒美です。
そして次のM/B刷新の際にはARGB端子付きにする、というマイルストーンでもあります。
ファンの追加には一応、純正ケースファン2機をフロントに並べて吸気させ、収束を起こして高気圧にし、塵のたまらないエアフローにする、という合理的な理由もあります(後付け)。
もう1台の
BIOSTAR A10N-9830E
へのDebianインストールについて。
RufusでのUSBインストールメディアをGPT-UEFIで作成し、Debian trixieをインストールしました。
ASUS M4A88TDのようなフリーズは発生せず、すんなりインストール完了。
さらにlspciでamdgpuドライバが初めから適用されてることを確認できたので、GRUB設定ファイルの編集も要しませんでした。
続きの環境構築は、M4A88TDのときに行った通りで完了しました。
自作界隈あるあるの「パーツが余ったので組んでみた」
既存デスクトップの改造やベアボーンではない、一から選んだ自作歴の最初は四半世紀前。
最初の自作の構成はこの通りです。
| M/B | Aopen MK77-333 |
| CPU | AMD Athlon XP 1800+ |
| ケース | Aopen A340A |
グラボははっきりとした型番までは思い出せませんが、ATI Radeonでした。
この当時で10万を切った構成。
当時は自作により、既存デスクトップよりも安価で高性能が実現できたという、自作しがいのあった時代でした。
今も自作界隈の方がPCは高性能になりますが、低予算を求める人には少し敷居が高くなっています。
もし
今の時代で自作を低予算で気軽に試すなら「オープンソース」「フリマ」がキーワード
になると思います。
オープンソース界隈がなかったら、少し前の製品を長持ちさせることなんて出来なかったでしょうし。
SteamOSがLinuxベース、そしてSteamPCがRADEON。
自分はゲームはやりませんが、そんなSteamがグラボのオープンソース化の動機付けに貢献したのでしたら、まさにSteamは風穴を開ける「バルブ」ですね。


















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