ファーム・OS電脳

acer Aspire ES11をChromebook化(Google Playストア入り)

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手持ちの枯れたノートPCがあります。

acer Aspire ES11

約5年前に息子用に購入した、

acer Aspire ES11(ES1-131-F14D/K)です。

ES11のオリジナル諸元。

OSWindows 10 Home
ProcessorIntel Celeron N3050
LCD11.6 HD
Memory4GB
Storage500G HDD
Wi-Fi802.11 b/g/n
CameraAcer Crystal Eye webcam
Battery3-cell Li-ion

いまとなってはロースペックなこのES11を途中120G SSDに換装しながらも、

息子には学生時代これをずっと使ってもらいました。

コロナ禍で社会に突入するタイミングで卒業となるお祝を名目に別のPCを授けた日から私の手元に戻ってきたこのES11は、WEBカメラ付きなこともありコロナ禍ではずっとリモートな用途で使い倒しました。
途中Li-ionバッテリーが膨らんできたので新品バッテリーに交換しています。

このたび仕事用のサブ用途に別のPCを捻出でき、またコロナ由来の商環境の変化が落ち着いたので、ようやくES11を自宅に持ち帰ることが出来ました。

そこでそのES11のChromebook化を試してみました

Chromebook化で参考にしたサイトは以下です。

GooglePlay入りの純粋なChromeOSを普通のパソコンにインストールする方法
ChromeOSのインストールといえば「ChromiumOS」が定番ですが、GooglePlayには対応してお…
パソコンをChromebook化。Google PlayストアでAndroidアプリの利用も可能にする! | Cloud-Work
CloudReadyを用いれば、古いPCを割と簡単にChromium OS化することができます。 しかしその場

また、おなじCeleron N3050のChromebook化をされた方の詳しい解説動画も参考になりました。

これらの資料をご覧になるとご理解いただけます通り、このChromebook化とは先日Google本家にCloudReadyが取り込まれたChrome OS Flexとは別のChromeOS化のことです。
Google Playが付いてきてAndroldアプリをインストールできるようになります。

逆にAndroidアプリのインストールを試すご予定のないかたは、先日安定版がリリースされたChrome OS Flex化の方がもっと簡単でおススメです。

Chromebook化の手順は大きく次の3段階となりました。

  1. OSに必要なファイルを集め、起動&インストール用メモリカードを作成する
  2. ES11のUEFIのSecure Bootをオフにする
  3. Linux mintでES11を起動し、ChromeOSをインストールする
OSに必要なファイルを集め、起動&インストール用メモリカードを作成する

こちらは上記で紹介した各サイトが詳しいです。
それらにわかりやすく解説されているおかげでその通りに進めました。

私が今回ES11用に選んだChromeOSのリカバリはrammusの101、インストールに利用したLinux mintはXFCEでした。

ES11のUEFIのSecure Bootをオフにする

Boot時にF2連打でES11のBIOS画面を拝めますので、起動順を変更しUSBメモリを優先にします。

またSecure Bootをオフにしないと別のOSがインストールできないようですので、BIOS画面でSecure Bootをオフにしました。
Supervisor Passwordを登録することでUEFIのままSecure Bootをオフにできるようになりました(←これがわかるのに時間を要しました)。

Linux mintでES11を起動し、ChromeOSをインストールする

最初のステップで作成したUSBメモリをES11につなぎ、そのメモリからLinux mintを起動させます。

Linuxは色んなディストリビューションを何度もインストールしてきた経験があるので、上記解説サイト通りに躊躇なく進めることができました。
mint使い勝手良さそうで良いです。
最近はubuntu一辺倒ですが、もしまたLinux導入の機会があればこれからはmintも視野に入れます。

ES11のSSDのWindows10にChromeOSを導入したのちに、ChromeOSで初回起動する動画をとってみました。

Google Playストアが表示されています。

動画は荒れた画像になってしまい申し訳ありません。

Chromebookを使ってみた感想

実際の解像度はおおよそ以下の通りです。

タッチパッドのスクロールを逆方向にしたので、二本指でスワイプのような操作感になってます。

そしてGoogle Playに表示されたアプリの数々。

我的Androidキラーアプリ「Chmate」をインストールするところです。

自分的なChromebook化した唯一のネックは、親指シフト入力の方法がまだ見つからないことです。
しかし代わりに音声入力は簡単に実現出来ます!

Chromebook化の感想をまとめますと、私には親指シフトが使える他のOSのPCの方が合っていました。

しかし今回Chromebookを試してみて、ひょっとすると今後はノートPCは「キーボードの付いたタブやスマホ」のような使い方になるのかもしれないな、と感じるほどの使用感の革新を感じました。

現在販売されているChromebookは充分お求めやすい価格です。
そして枯れたPCをChromebook化するとそれなりのパフォーマンスで動いてくれます。

今後Chromebookは特にスマホネイティブ世代にとってノートPCに置換わるほどピッタリな存在になるのでは?

と思いました。

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