前回は、Gillette Fusionを格安で買えたのに処分したことを記事にしました。
格安で買えたFusionなんだからそのまま使ってりゃいいのに、と自問自答したにもかかわらず処分した理由は、決してFusionの切れ味など使用感に不満があったというわけではありません。
替刃1枚当たりのこのときの単価は199円という破格の調達価格を考えると、もちろん最高の切れ味でした。
では何が残りの買い置きを処分した理由かというと、逆に替刃を別途買う場合、Fusionは単価が300円を超えるほど高い、ということに気づいてしまったからです。
「Fusionに慣れ、替刃300円のサイクルに取り込まれる前に、ずっと満足してたGillette MACHsyn3に戻さなきゃ…」と思ったからです。
替刃はフォームと並んでひげそりの主要なランニングコストなはずですが、これまでそのことを深く考えたことはありませんでした。
改めて調べてみると、
ジレット商法
なんていう言葉まであるんですね。
気が付けば、これまでメインで使っていたGillette MACHsyn3の替刃単価も、いつの間にか250円に迫っていました。
喫煙してた頃の金銭感覚だったら250円なんて気にも留めなかったんでしょうがね。
なお昔使っていたGilletteセンサー後継のSensorExcelの替刃は、今でも100円強の単価で買えます。
また、今のうちならGillette SensorExcel互換のホルダーが
割と良心的価格で入手できます。
しかし「ジレット商法」ですから、このSensorExcelの替刃もいつディスコンになるか知れたものではありません。
そこでFusionを処分し、MACHsyn3の安い替刃を探しつつ、今後はほかのカミソリへの乗り換えも検討することにした、という次第です。
長い前置きでしたが、今回ネットで評判の良かった
フェザー・サムライエッジを使う
に至った経緯です。
替刃を購入。
8個入りを単価で156円となる価格で購入しました。
ホルダーは、今回はサムライエッジ用ホルダーではなく、別途購入した同じフェザーの
F2ネオ用のホルダーに装着させる
ことにしました。
F2ネオとサムライエッジはともに互換性のあるエフシステムです。
サムライエッジホルダーのサスペンション機能はダイレクト感を損ないそうだと思ったのと、またF2ネオ用のホルダーは首振りの固定が可能だからです。
F2ネオのホルダーにサムライエッジの替刃を装着したところです。
剃ってみた
このときの剃り味はマイルドでした。
いきなり逆剃りしてもカミソリ負けしません。
これはマイルドブレイド機構が寄与しているからだと思います。
サムライエッジのマイルドブレイド(FEATHER公式から転載-転載元)。
深剃りは、逆剃りすることで実現でき、初日は手抜きの逆剃り+仕上げの1.5passでしたが、これで十分でした。
刃の間のひげカスは水ですっきり!と謳われており、事実水を張った洗面器の中で23度振るだけで落ちました。
しかしスムーサー周りのカスはもうちょっと頑固でした。
この点はMACHsyn3が素晴らしい点で、MACHsyn3の替刃の持ちが長いのもこれが大きいかと。
このサムライエッジの替刃にどのくらいの耐久性があるのか今後が楽しみです。
首振りを固定して剃ってみた
後日、ホルダー同梱の替刃F2ネオで剃ってたら、
ヘッドを固定することで、なかなか良い剃り味になりました。
このとき「サムライエッジもヘッドを固定して剃ったら、もっと良い剃り味になるんでは?」とふと思いつき、別の日に改めてサムライエッジもヘッドを固定して剃ってみました。
これがなんと素晴らしい剃り味!
上ではサムライエッジをマイルドな剃り味と書きましたが、訂正します。
肌への負担が少ないだけで、深剃りも余裕です。
私のヒゲは伸びるのが早い一方、濃くはありません。
サムライエッジを使って今日で10日目ですが、ここまでの耐久性も良いです。
サムライエッジの刃をF2ネオのホルダでヘッド固定、これ最高。
なぜ
今までこんな素晴らしい商品の存在を知らなかった
んだろう。
それはリアル店舗で見かけないからかと。
家の近所のドラッグストアを3社、そしてホームセンターを2社探しましたが、フェザーはどこにも置かれていませんでした。
どこにいっても、棚を埋め尽くす程沢山のSchick・Gilletteと、たまに少しのKAIが見つかるぐらいです。
今回フェザーという商品を見つけたことで、良い商品が必ずしも世間に浸透しているわけではない、ということがわかりました。
Schick・Gilletteとフェザーとの違いは、おそらくですが、
- 一つには販売費、特に販促と広告宣伝へのかけ方の違い
- そしてもう一つは、耐久性の高さが仇となり回転率が低くなってしまうこと
が仕入れ店から敬遠されてるのかと、勝手に想像しています。
私はもちろん、同じ費用を掛けるなら開発に掛け、素晴らしい商品を買いやすい価格と高い耐久性で生み出す、フェザーのようなメーカーのほうが好きです。
カミソリは毎日使う消耗品です。「毎日使うものだから、値頃感ある価格でご提供したい。」この思いを胸に開発しました。
フェザーは、コストダウンする為に海外で生産したりはしません。品質の維持と社会貢献を目指し、国内生産にこだわっています。
というFEATHERの企業姿勢がすばらしいです。
つい応援したくなります。
まだ調査してないホームセンター1社残ってます。
もしフェザーの替刃がそこに置いてあったら、それだけでそのホムセンに行く頻度が上がるんですけどね。
フェザーがサムライエッジ購入のQUOカードキャンペーンを実施してます(終了しました)
このキャンペーンは2018年8月17日に終了しました。
フェザーが、いつのまにかフラッグシップのサムライエッジのキャンペーンを始めていました。
対象商品の購入で、なんと500円をQUOカードでキャッシュバックします。
期限は18年の2月16日まで。
公式に掲載されているキャンペーン対象商品をちょっとWEBで探したところ、
これが一番格安でした(自分調べ)。
先日サムライホルダーを買ったんですが、対象期間ではありませんでした。残念。
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