注意!
2018年10月28日現在、本投稿にて紹介している商品の価格が
14,900円
と、なんと執筆時点から18倍以上となっております。本投稿での本商品の紹介は、記事内に繰り返す「800円」という価格に見合った評価でした。
しかしその価格に大幅な変動があったことにより、本商品は大幅に経済合理性を欠いています。皆様におかれましては、以下の記事はあくまで「800円」という前提のもとでの参考として下さるよう、お願いいたします。
記事内にあった商品へのリンクも削除いたしました。
シェービングに際し、すでに5本の両刃カミソリによる中4日のローテーションをしっかり組んでしまっていた今となっては、もはや新たな両刃ホルダを購入するという考えは持っていないはずでした。少なくとも昨日までは…
ところが、
(Utopia Care 両刃安全カミソリ ダービー替刃20枚つき – 長い持ち手つき クロム仕上げ 10Cm (4インチ) – サビない 壊れない
という、800-1199円の間で値動きしている商品へのリンクを貼っていましたが、前述のとおり経済合理性のない価格に暴騰したので、リンクは削除しています)
なんとこれが800円という情報を見かけてしまいました。
800円というと、タバコ2箱弱です。
(2月5日追記…およそ1.5倍の1,199円に値上げしていました)
(10月28日追記…なんとおよそ18.6倍の14,900円という想像できない価格に大幅値上げされていました)
この商品のAmazonのレビューには、メッキやバリなど仕上げに関するコメントがいくつか見られます。
それでも全体的な評価は、コスパが高いと概ね好意的なようです。
たしかにこの800円という価格では、付属のDERBY EXTRA替刃20枚+ハンドルを買っただけなんだと見なしたとしても、充分にお得と感じるほどの激安ぶりです。
そう考えて、
買ってしまいました。
荷姿です。
開梱してみたら、800円とは思えないぐらい緩衝体が丁寧な造作でした。
替刃のDERBY EXTRAもちゃんと20枚同梱されていました。
ヘッド形状はメルクールの3ピースのソリッドバーに酷似しています。
工作精度とか仕上がりに関しては多くは期待していませんでした。
実際確かにこの個体にも、ヘッド裏の替刃交換の都度触れる場所である替刃固定ピンの先に、ツノといいますかバリがありました。まあ触れやすくて気になるということは、逆に削って除去しやすい箇所ともいえますから、ダイヤモンド棒やすりでちょちょっと削って取り除きました。
またメッキも、ヘッドカバー表面に直径2mmほどのデコポコが2か所あり、空気が入って浮いているようです。
しかしシェービング時に肌に触れるヘッド両側面付近の面は平滑で、実際のシェービングには支障がないようでした。
重量を測ってみました。
写真左が今回のUtopia Care、右がMerkur 333Cです。
ヘッド | ハンドル | 計 | |
---|---|---|---|
Utopia Care | 31g | 52g | 83g |
Merkur 333C | 27g | 29g | 57g |
ハンドル52gは重すぎず、以前単体で購入した
よりも軽いことから、自分の手持ちの両刃ラインナップ範囲内での汎用性は高そうです。
ここで、各商品のヘッドとハンドルを組み合わせてみたところ、
Utopia Careの ヘッド | Merkur, Maggardの ヘッド | |
---|---|---|
Utopia Careの ハンドル | ◎ | 〇 |
Merkur, Maggardの ハンドル | ×→〇 | ◎ |
なんとUtopia Careのハンドルを他のヘッドに装着することは出来た一方、Utopia Careのヘッドは他のハンドルを受け付けませんでした。途中までは入るのですが、無理しないほうがよさそうな感じです。
当初Utopia Care側のねじサイズが若干大きいのかも、と考えました。
しかしヘッドとハンドルのネジ部に潤滑油代わりにベビーオイルを噴霧してしばらく締めたり緩めたりを繰り返していたら、Utopia CareのヘッドにもMaggardなど他のハンドルも装着出来るようになりました。ヘッドのねじ山にねじロックか保護剤かなにかついていたようです。
ただしMerkurのハンドルだけは最後まで合いませんでした。
ポピュラーで1度使ったDORCO替刃を装着。
ここまでみてきた工作精度とうってかわり、意外にもアライメント問題はありませんでした。
もっと意外さを感じたのは、実際に剃ったときでした。
おそらく本品のインスパイア元であろうメルクール333Cに2度目使用となるDORCO替刃の組み合わせ、というのが私の昨日のシェービングでした。同じ2度目使用のDORCOでのUtopia Careによる今日のシェービングも、昨日と同様、極めてスムーズでした。
メルクール333Cと比べ若干マイルドで安全性が高く、それでいて最適角度はポピュラーほど狭くないと思いました。
なので、初めての使用でもテキパキと手早く剃ることが出来ました。
形はぜんぜん違いますが、剃った感触はRazoRock TeckII(Baili BD191のOEM)に似てる気がしました。
今回買ったUtopia Care購入時の動機に、ハンドルをRazoRock TeckIIに使おうか、というのもあったんですが、今日のUtopia Careでのシェービングが割りとスムーズで意外と良かったことから、このUtopia Careをどう活かすか今後の悩みの種となりました。
同じ5枚の替刃を5本のホルダに同時に装着し中4日でローテを組んでいるので、それなりの正確性ある比較評価は出来てると思いますが、なにしろ個体差もあるかと存じますので、この投稿はあくまで個人の感想として受け取って下さると幸いです。
それでも、新しく両刃を始める方の最初の1本として選択肢になるんじゃないか、と思いました。
2月5日追記
およそ1.5倍の1,199円に値上げとなったことで、フェザー・ポピュラー
より高くなってしまいました。
10月28日追記
およそ18.6倍の14,900円という、メルクール33CにミューレR89を両方2本ずつ買えそうなぐらい高額となってしまいました。
コメント
私は8/18に999円で買いました(アマゾン)。今日14900円ですよ!
返信遅くなり申し訳ありません。
今10月28日ですが、まだ14900円ですね。
さすがに、メルクール33Cが4本も買えるほどのこの価格は明らかに価格不相応です。
教えて下さりありがとうございました。