Tizen、FirefoxOSなどの新しいスマホOSが話題になっていますが、Tizenってもともとmerとかmaemoじゃん、と思うと、自分の手持ちの古いモバイルグッズをもうちょっと見直さないといけないな、と感じずにいられません。
手持ちのアンドロイドタブも増えてきたので、NITdroidの必要がなくなった(というかNITDroidは実用に耐えない)Nokia N800は近日中にmaemoに戻そうかと思います。
同様手持ちの古いモバイルグッズであるNetWalkerのデスクトップ環境は、軽くて画面が整理されて見やすく、また稼動も安定しているLXDEにしています。
LXDEはNetWalkerに最適だと今でも思ってるんですが、せっかくタッチパネルがあるんだから、とNetWalkerを指操作に重点を置いたUIにしたくなってきました。
LXDE+NetWalkerでも、lxlauncherというランチャー
(こんな感じです。写真はThinkPad240Z)
を導入すると、かなり便利になります。
NetWorkerのOSでもあるUbuntu Linuxには、UME(Ubuntu Mobile Edition)という、まさに画面の小さいデバイス用にUIを特化した種類があるようです。
UMEはmaemoにもかかわりがあり、今回は、このUMEのUIだけでもちょっと流用してみたいなと思い、NetWalkerに入れて試すことにしました。
このUbuntuフォーラムのページが参考になりました。
xserver-xephyr
hildon-desktop
hildon-icons
hildon-theme-layout-4
hildon-theme-mobile-basic
hildon-theme-plankton
matchbox-window-manager
osso-af-settings
ubuntu-mobile-default-settings
をインストール。
ume-configs
を削除。
上記ページを参考に、
/usr/share/xsessions/ubuntu-mobile.desktop
を作成し、参考ページからまるまるコピー。
/usr/bin/start-hildonを以下のように。
ja_JPを加えてen_GBをコメントアウト。
/sbin/masをコメントアウト。
bluetooth-applet &
nm-applet &
gnome-power-manager &
そしてログアウトしたら、GDMでセッションの選択にubuntu-mobileが現れました。
ubuntu-mobileを選択してログインすると、エラーになります。
エラーメッセージを確認すると、sapwood云々ということが書いてました。
synapticでsapwoodで検索し、現れた
gtk2-engines-sapwood
もインストール。
ログアウトして、再度ログインすると、hildon-desktopが現れました。
デスクトップアイコンが表示されません。
参照したページによると、デスクトップアイコンはmobile-basic-flashに含まれるそうです。
Ubuntuのサイト(これはHardyですが)にあるように、hildon-desktopはmobile-basic-flashに依存するのですが、リポジトリにmobile-basic-flashを発見できませんでした。
ランチャーだったら他にkourouというランチャーもあるようなのですが、arm用を発見できません。
ということで残念ながら私のスキルでは実用まで至りませんでした。