モバイル機器もたくさんありますが、PC(自分専用)も2台あります。
さらにこのほか、家族用のHP ProLiant115があります。
私用の2台のうち1台はiBookG4(867)、
そしてもう1台は
ThinkPad240Z(PIII600MHz,256MB)です。
このThinkPad240Zはヤフオクで入手したもので、OSは当初Win98SE→Win2kで使ってました。
でも、使用しているPCはwinとmacがあるので、せっかくならThinkPadは他のにしたくなりました。
その後
LinuxをDebian serge→ubuntu→Debian etchという順で導入してました。
Debianはハードディスクを外さなくてもインストールできますし、なんといっても速いことから、長く使ってきました。
そのThinkPadに、今回はlennyをインストールしてみました。
私は、ThinkPad240Zの純正FDドライブは持っていますが、ブートできるCD-ROMドライブを持っていません。
また240Zには純正の有線LANポートが装備されています。
この状態で選んだインストール方法は、
インストーラをFDで起動し、残りのインストールファイルはダウンロードしながらインストールする「ネットワークインストール」です。
まず5枚のFDを用意。
そして、ほかのWindowsPCでWebブラウザを開きます。
ここのページには、いろんなlennyのインストーラがありますが、その他のイメージの中の「i386」を開きます。
すると、たくさんのファイルやフォルダが見えますので、その中の「floppy」フォルダを開きます。
いくつかのファイルのうち、boot.img、root.img、net-drivers-1.img、net-drivers-2.img、net-drivers-3.imgを、ダウンロードしておきます。
つぎは、このイメージファイルをFDに焼くんですが、その際に私はrawritewin.exeというアプリを使います。
linuxのインストールCDを開くと「Dosutils」というフォルダがあったら、大抵その中にrawiritewinは入ってるんで、私はそれを使っています。
rawritewin.exeを起動し、ダウンロードしておいた5つのimgファイルを、5枚のFDに焼きます。
ThinkPadにFDドライブをつなぎ、FDドライブにはboot.imgを焼いたFDを入れます。
電源を入れ、F12を押すと、ブートメディアが選べますので、Removable…と書いているやつを選びます。
Debianインストーラが起動します。
ここでenterを押すとインストールが始まります。
英語でrootなんとかとか出たら、root.imgを焼いたフロッピーを入れ、enterを押します。
この後は、ちょっとよく覚えていませんが、テキストベースのインストーラの指示通りに進めると、ネットワークアダプタが認識され、インストールされました。
lennyインストール中、
インストーラがパーテーションについて聞いてきました。
私はいつも「ディスク全体」を選択しています。
暫くすると「Taskselを実行しています」というような字が出た後、何をインストールするか10個ほどの選択肢が出てきます。
インストーラは3個の選択肢をデフォルトでチェックしています。
今回はインストーラの指示どおり、何も変更せず進めました。
私のADSL環境(約1Mbps)では、このあと約3時間かかりました。
最後に、grubをMBRにインストールして終了し、再起動になります・・のはずが、3時間放っといたら、画面が真っ黒?
バックライトはついているようですが・・
ハードディスクは止まってるようなので、勝手に上記の状態になっていると仮定し、ENTERを2回押したら、どうやら仮定通りだったのか、再起動に入り、無事GDMの起動画面を拝めました。