ご無沙汰しています。
このブログではこれまで、古いものをカスタムして本来の機能を超えた能力が発揮できる、という喜びを何よりのモチベーションにしてきました。
だからといって古いものを捨てないでいると、さすがにどんな改造をしてももう使い物にならないものも多くなってきて、物置が一杯になってきました。
そこでこのご無沙汰している間、このブログに登場したものも含めたくさんのガジェットを処分してました。
昔お世話になったToshibaやIBM含め、32bitのPCはすでにもう1台もありません。
この度はオフハウス様に本当にお世話になりました。
この廃物希釈から逃れ残したPCの中では、HP Proliant ML115が一番スペックが低いPCとなりました。
このPCを残したのは、表記のとおりUTMを導入したかったからです。
UTMを導入するきっかけとなったのは、仕事でUTMを調べていたところ、たまたまSophos UTM Home Editionが検索に引っかかったからです。
最低でも10万円以上のUTMが、家庭限定で無償利用できるとあります。
これは是非試さなきゃ、と色々準備をすることにしました。
祭りのときに買ってずっとメインマシンだったのに、WindowsXPのサポート終了後はほぼ出番がなかったML115が、この期に及んで24時間稼働という本来の用途に近い形で復活です。
メモリは、以前買った1Gに加え、2Gのメモリを特売で購入して合計3Gに。
CPUは純正のAthlon64 3500+に代わり、ヤフオクで落としたAthlon X2 BE-2350に換装しました。
省電力と性能UPとコスト(今や千円以下ですね)の、文字通り一石三鳥、いやマルチコアなので二石三鳥です。
NICは標準に加え手持ちのPCIカードを加え2枚にしました。
Sophos UTM Home Editionの導入
は、こちらの公式の説明が親切です。
インストールはわりと簡単でした。もっと難しいと思ったのですが、説明の通りであっけなく成功しました。
IDE接続のDVDドライブは、省電力のためインストール後に取り外しました。
Webadmin画面です。
こちらはWEBフィルタリングが動いたところ。
アイドル状態の電力消費量を測って見ました。
ビデオカードはもちろんオンボードですが、結構消費しますね…
もし長く使うようなら、別の機器を考えないといけないかもしれません。