およそ2年前、HP ProLiant ML115を

NAS用途に使い始めました。
NASという用途は自分的ニーズがあったのか割と稼働機会があり、最近までずっとこれで使っていました。
ML115をNASで使ってて思ったことは、ML115に内蔵した

この光学ドライブです。
これを装着できる機種は私の手持ち内だと、もはやこのML115以外にありません。
しかしML115をNASに使ってると、光学ドライブの出番がありません。
ML115の光学ドライブを活かす方法を考えて見ました。
NASである今のML115はディスプレイを接続してませんので、今後も他のPCからリモート接続して使用する用途、という前提です。
そこで思いついたのは「DVDをバックアップできるNAS」にしようということでした。
そのために、ML115にUbuntuをインストールしてWindowsPCからリモートデスクトップ接続してみることにしました。
これまでML115にインストールしていたOpenMediaVaultのプラグインにもリモートデスクトップのプラグインがあったので1度試したところ、意外とレスポンスが良かったという記憶も影響しました。
Ubuntuをインストール
インストールが終わったら、
まずはssh接続できるようにする
sudo apt install openssh-server
sudo apt update
sudo apt upgrade
ここまではディスプレイを接続して作業しました。
これ以降最低CUIのリモート接続ができるようになりました。
続いて
xrdpのインストール
以下のサイトのおかげで、
特につまづくことなくxrdpをUbuntuにインストールでき、
別のWindowsPCに、リモートデスクトップ接続でML115のデスクトップを表示出来ました。
DVD再生のためlibdvdを導入
sudo apt install libdvd-pkg
sudo dpkg-reconfigure libdvd-pkg
ML115のドライブに入れたDVDを、別のWindowsPCにリモートデスクトップ経由で再生してみました。
リモートデスクトップ経由での再生は、カクカクして見れたものではありません。
サウンドの設定もしていませんので、リモートデスクトップで音は出てません。
sambaインストール
NAS用途を損なわないため、WindowsPCとファイル共有できるようにします。
Sambaも、前述と同じサイト
のおかげで、WindowsPCからネットワークフォルダを参照できるようになりました。
ここまでの手順を踏んだPCでは
Ubuntu18.04にはBraseroというDVD作成ソフトがあります
ので、WindowsPCからリモートでUbuntuに接続し、BraseroでDVDからのISO書き出し→WindowsPCとのISOファイル共有が出来るようになるはずです。
既にクライアントPC側で準備していた、Wake On Lan起動用のMagicSendというプログラムによって、起動からのリモート操作も出来るようになってます。
後日追記:
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