WEBマスター

iPhone用のサイトを構築しやすいModX

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会社サイトでは以前からケータイ用のページもつくっていました。
でも、半年間アクセスがありません・・・

「少ない」じゃなくて「ない」です。

サイトはModXで構築していますので、ケータイページに乗っけているメール送信フォームは、UTF-8対応の機種でないと文字化けしてしまいます。

そこでケータイサイトを構築するときは「3G携帯はほとんど対応するから」と全体をUTF-8で書いているのですが、これがアクセスのない原因かもしれません(し、わかりません)。

とりあえず幅広いケータイ機種に対応するのはあきらめ、ターゲットを限定しケータイサイトから、

iPhone対応サイトに作り直す

ことにしました。

これがまた、思ったより簡単でした。

  • ModXでサイトを構築する際は、HTMLテンプレートをModX対応に書き換えて使用するので、iPhone対応のテンプレートがあれば事足りるのですが、

ちゃんとあるんですね~

iphone-universal – Project Hosting on Google Code

のページ右側から、UiUIKit-2.1.zip(わたしは勝手に頭の中でウイウイキットと読んでしまいます)をダウンロードして解凍すると、iPhoneサイトのテンプレート集が。

UiUIKitのテンプレートを見ると、ほとんどのコンテンツはulタグで書かれていました。

となると、ulタグで出力できる「Wayfinder」、「TVTagcloud」、「Ditto」などのModXのスニペットがそのまま、PCサイト同様iPhoneサイトのメニューやタグ検索メニュー、検索結果に使えます。
uiuikit

突然ですがこの4月、会社ケータイを機種変しました。

そのときの選択肢にiPhoneもありましたが、iPhoneサイト構築なんて考えていなかったので、構築していたケータイサイトの閲覧テストのため、別のケータイにしました。
今はiPhoneにしとけばよかったと後悔しています。

iPhoneサイトの閲覧テストはiPodTouch1Gで行っています。

というわけで、完成しました。

UiUIKit&ModXはiPhoneサイト構築にとっても便利でした。
完成後1ヶ月の今では2-5UUと、少ないですが毎日コンスタントなアクセス(うち1UUは自分)があります。

ところでModXには「MobileConverter」という、アクセスしてきたUserAgentでテンプレートを切り替えるスニペットがあります。
これを使うと、PC用のURL、iPhone用のURLを別にして飛ばす必要がありません。

私の場合今のところはPCサイトとiPhoneサイトの内容が違うのでMobileConverterを使うことは出来ませんが、PCサイトと同一の内容をiPhone対応にしたい方は、UiUIKit&MobileConverter-ModXはお勧めかと。