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あちこちで運営してた複数ブログを1つのWordPressマルチサイトにまとめました

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あちこちのサーバー・ブログサービスで運営してた別ジャンルの複数ブログを、

WordPressマルチサイトで1つにまとめることにしました。

1つにまとめた理由はいろいろありますが、直接のきっかけは

htaccessが改ざんされる
先日、自分のドメインでWordPressを運営している別サイトを、iPhone表示で見るためiPhoneで開いたら別のURLにリダイレクトし「ウイルスに感染しています」のようなメッセージのページが表示されました。噂には聞いていましたが、でもこのサイトは昨日もPCでチェックしたばかりだな…と思いつつ、まずはPCでこのサイトを開いてみました。すると正常に表示されました。それからそのサイトの.htaccessを調べてみると、なるほど…PCでチェックできなかったわけですね…PCからアクセスしたときには通常表示するが...

昨年受けたサイト改ざん被害です。
それ以前にも1度被害を受けていましたので、昨年で2回目になりました。

昨年の被害をきっかけに、サイト作製とアップロード先の選択の際の方針はそれまでの

  • 格安
  • 高機能

から、

  • 堅牢・安定
  • 管理工数少

に変わりました。
従って、今までは色々なCMSを機能を追求すべく試していましたが、今後はメンテナンスが頻繁に入り使いやすいものに集中させることにします。

これまで運営してた複数のブログはすべて別ドメインで、それぞれ全く違うサイトでした。

これが管理工数が多い要因でもありますが、今は昔と違いIP分散の効果もなくなっているので、それぞれ個別に運営する必然性がなくなってきています。

既にたくさんのアクセスがありそのままBloggerで存続させる1つのブログを除き、別テーマであちこち沢山作ってきたそれぞれのブログすべてを

マルチサイト機能を使った1つのWordPress内に集める

ことにしました。

さて、WordPressでマルチサイトにするには、主に

  1. サブドメイン形式
    hogehoge.localharvestsupply.com/
  2. サブディレクトリ形式
    localharvestsupply.com/hogehoge/

の2通りの方法があります。

なおこのほかにWordPressマルチサイトでは「マルチドメイン形式」も出来ます。
私は今回の統合を機会にドメイン自体もいくつか手放してドメインも1つにまとめることにしたので、マルチドメインは選択肢から外しています。

サブドメイン形式とサブディレクトリ形式それぞれの特徴を比較

サブドメイン形式とサブディレクトリ形式を比較すると、それぞれの特徴があります。

サブドメイン形式
  • メリット:各サイトの独立性が高く、それぞれの専門性を維持できる
  • デメリット:ドメインパワーを共有しづらい
サブディレクトリ形式
  • メリット:各サイトの共通性が高く、それぞれのサイト間で同じドメインパワーを共有できる
  • デメリット:各サイトの専門性が下がる

私の各ブログはもともと全くバラバラのジャンルだったということもありますので、当初はこれらを1箇所にまとめるにしても各々の専門性を維持できる「サブドメイン形式」でまとめようと考えていました。

しかし今回まとめるにあたり、初めて全くジャンルの違うそれぞれのブログ全部を一括して俯瞰してみました。
すると一見異なって見えたこれらの

私の各ブログには「DIY」という共通のコンセプトが横たわってる

ことに気付きました。

余談ですが、私は自分個人の価値は高いと思っていませんが、自分がやっている事には多少の価値はあるんじゃと思っていました。
これまで興味がいろんなものに目移りし、それぞれのジャンルについてその都度場当たり的にブログを立ち上げていました。
今回その複数ブログをまとめる作業を通じ、実は自分がやって来た色々なもの全てが結局はDIYに通じていたという発見は、もしかして自分=「DIY」なんじゃね?と噛みしめています。

そんな共通コンセプトを、一つにまとめるたくさんのブログ間で見つけたので、今回複数ブログをまとめるにあたり、そのDIYという共通のコンセプトを強めてドメインを育てるため、

サブディレクトリ形式でマルチサイトを作成する

ことにすることにしました。

サブディレクトリ形式にすることで、サブドメイン形式だと必要だったワイルドカード設定が不要なので、導入可能なレンタルサーバーの選択肢が増えます。
今回は過去の2回の被害の際にいずれも無傷だった、外国IPをアクセス制限できるサーバー

レンタルサーバー「miniBird」
このサーバーを使い始めたきっかけは、一時期保有ドメインの半分強をStarDomainに集めていたときがあり、そのときたまったネットオウルポイントを活用すると、miniBirdが割安だったからです。サーバープランディスク容量独自ドメインメール数データベース料金minibird50GB50100MySQL5つ202円~270円/月6ヵ月以上契約※1私が他に契約しているサーバーと比べ、特にminiBirdのデータベース数・容量などの機能が抜きん出ているわけではありません。でも使っていて満足度は非常に高いです。ポイ...

「MiniBird」に設置することにしました。

MiniBirdを再契約してからおよそ半年にわたって、順番にいくつかのブログをここに移転してきました。
本年2月には長年契約したcoreserverを終了し、昨日Bloggerからようやく最後のブログの移転を終えることが出来ました。
ドメインを1本にまとめるので、これまで使っていた他のドメインの残りの有効期間はリダイレクト専用になります。
有効期間が終わったドメインは解約を予定しています。

サーバーをMiniBirdにまとめ、また他のドメインを解約することによって、年間のWEBサイト運営関連費用は

サーバーMiniBird2436
ドメインnet(1個)12741274
biz(2個)29801490

6,690円となり、

2012年以前 … 23,534円

2013年 … 13,414円

2015年 … 12,312円

2017年 … 6,690円となりますから、費用は大幅な削減です。

すでにWEB収入は、ドロップシッピングサイトは閉鎖しててアフィリエイト1本です。
上記の費用だとこのアフィリエイト収入内に収まり、黒字です。

追記

複数ブログを一つのWordPressにまとめたのちのPVの変化や、さらにその4か月後マルチサイトを止めてシングルサイトに統合したことを別記事にしています。
是非ご覧ください。

WordPressマルチサイトで運営してた複数のブログを、一つのブログに統合しました
3ヶ月半前の話になりますが、あちこちのサーバーやブログサービスに分散して書き散らかしてたいくつものブログを、一つのWordPressにまとめました。WordPressマルチサイトという機能を使えば、同じシステム内で複数のブログを一元管理できます。今回おこなったことは、その複数ブログの一元管理をやめ、完全に一つのサイトに統合したという話です。なぜもともとはブログをあちこちに分散して運営していたかというと、昔はIPを分散させて衛星サイトをたくさん作ったほうが、サイト運営上の流行りといいますか、多くの流入を期待す...

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