とうとうこのような日が来てしまいました…
昨日発見した上記の記事によると、
無償版「G Suite」、7月1日に完全終了 有償「Google Workspace」への切り替え推奨
2012年12月に既に
新規登録終了していた無償版 G Suite(旧名Google Apps)は、その無償サービスを今日までおよそ10年に及ぶ長い間、既に登録済のユーザーに対し無償提供し続けてくれていました。
私は50アカウント発行を利用できた時からのユーザーです。
まだ新規登録が可能だった当時から次のような投稿で紹介させていただいていました。
このサービスが無償であることのすさまじい価値を実感してたからです。
この投稿の通り、
当時無償版Google Appsで使っていたサービスは
家族でこれらを使っていました。
- 独自ドメインのメルアドでGmail利用
- 独自ドメインでGoogleサイトによるWebサイト構築
- Googleカレンダー
- 表計算やワードファイル、パワポがWEBで共有(WEB画面上で編集できる)
- その他Googleの提供する数々の機能を独自ドメインで作ったアカウントで利用
特に1番は重宝しました。
当時メアドはまだ、PCで使う場合はISPのドメインメール、携帯で使うメアドはキャリアメールが主流だった時代だったからです。
これらがあると、ISPや携帯キャリアの乗り換え時の縛りになりますよね。
そのあと10年前に無償版の新規申し込みが終了。
2番のWebサイト構築だけはすぐ他のレンタルサーバー+CMSに移行しました。
しかしその後も複数アカウントで多くの機能を活用していました。
上の5番についても、家族で一番小さい子供を除いた全員ががスマホを持つ際には、このアカウントを利用してAndroidスマホにしていました。
家族間でのメッセージアプリはこのアカウントを利用したHangOutを使っていました。
改めて言いますが、この機能が無償で使えたということを本当にありがたく感じていました。
その後徐々にG Suiteの利用頻度が減っていった
時期は、サービス名がG Suiteに変わった前後です。
利用頻度が減ったきっかけはいくつかありますが、クラウドが一般的になってきて
- 学校でLINE登録が義務化されたことに合わせて、家族間のHangOutもLINEに移行
- Google HomeではG Suiteアカウントでのカレンダー管理が出来なかった
これらのことから、家族でもそれぞれ順次別の個人Googleアカウントを用意して、Googleの機能利用を個人アカウントに置き換えていた時期です。
この過程で、一番小さい子供に最初のスマホを買う際にはAndroidではなくiPhoneにしました。
余談ですが他の家族もその後、合わせてAndroidとiPhoneの2台持ちにしています。
MVNOや楽天モバイルのおかげで回線費用を大幅に下げることが出来ており、家族全員2台持ちの総額で1万円を超えることはありません。
このような経緯を経て現在、無償版のG Suiteでは
- 独自ドメインのメアドでGmail利用
しか使っていません。
それでも、もし万一いつの日か何か新しいビジネスを立ち上げるときには、大きな価値がある無償G Suiteはきっと役に立つと思っていました。
単純に費用だけで計算しても年間8千円ほどのサービスだったからです。
高機能なレンタルサーバー借りるのとほぼ同額。
従って、無償G Suiteに紐付けていたドメインは10年以上の間存続させ、独自ドメインでのGmail利用だけは継続してきました。
無償版終了を機にG Suiteの利用を終了します
独自ドメインのメアドはレンタルサーバーに移行させるだけなので、有償版に移行する必要はありません。
メアド以降は翌日に完了し、紐付けドメインのDNS設定を変更しました。
このドメインの有効期間はもうすこし先までの期間で設定してますので、その間にレンサバでG Suiteのようなクラウドのグループウェア機能のようなものがないかどうかを少し探して遊んでみることにします。
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