サイクリング自転車

飛行機輪行でとびしま海道へ

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このたび、社用の旅行と出張が立て続けに連なる機会が生じました。
説明すると長くなるんですが、これは

瀬戸内に自転車を持ち込んで1日休日を過ごす

ことに違和感のない大義名分が出来たことを示します。

それでもさすがに、10kgの大荷物で2つの旅程を掛け持つことには最後まで逡巡しました。
前段の社用旅行後に自転車を送り返すという選択肢を消して退路を断ち、行程全体を自転車と共にする覚悟を決めたのは、輪行袋を新調した出発一週間前のことです。

とびしま海道の起点は竹原市に決めました。

広島空港まで飛行機輪行

飛行機輪行は人生三度目です。

一度目はしまなみ海道。
飛行機輪行でしまなみ海道に行ってきました
このたび、団体旅行でしまなみ海道を訪れるという機会がやってきました。絶好のチャンスとばかりに、自転車で走れないか企ててみます。最初はレンタサイクルを利用できないかを調べました。しかししまなみを訪れる予定の日は土曜日。レンタサイクルに予約を入れようとしても、出発予定地の今治本土ではwebで最初から「×満車」になってました。そこで、しまなみには自分の愛車を飛行機輪行する方向で考えることにします。飛行機輪行飛行機輪行には、電車などでの普通の輪行と比べ、梱包に若干高いハードルがあります。普通の輪行時の「前後輪を外し…
二度目は高知。
再び飛行機輪行で四国へ…今度は高知
これまで自転車輪行のときには、毎度ロードを畳んでは組み畳んでは組みしていました。この作業を何度も繰り返していれば、そのうちそうだ、普段から畳んだままの輪行専用自転車を別途用意すれば、とっさの場合でも気軽に持っていけるという手抜きを企ててしまうのを止めることは不可能です。仮にもし輪行専用の自転車を用意するのなら、「軽量化」「輪行先でのトラブルに対する整備性のシンプルさ」両立につながる、フロントディレイラーを取り外すのが吉です。そこで今回の輪行に先立ち、広い意味でのフロントシングル化(ただ単にフロントの変速系を…

出発地の空港で、輪行袋は12.1kgを示してました。

バス・JRをご利用の方へ アクセス時刻表:竹原港 ⇔ 広島空港・乗合タクシー(9人乗り乗合タクシー)|広島空港
広島空港の公式サイトです。交通アクセス アクセス時刻表 竹原に関するご案内です。

広島空港から竹原市まではずっと下りなこともあり、最初は自転車で走ろうと考えてました。
しかし道中の熊目撃例が多数なのを知り、乗合タクシーを事前予約。
事前予約時に輪行袋の自転車があることを伝えています。

その乗合タクシーは約30分程で

竹原市に到着。

とびしま前日夜の竹原市ホテル内。
持ち込んだ自転車はKONA EXPLOSIFです。

一度ディスクブレーキ車の輪行を経験しておかないと、と思ってたので。

当日朝八時、ホテル出発。

ホテル前で自転車を組み立てます。
バラして袋詰めするよりも早く、組み立ては大体10分弱で完了します。

自転車で竹原市を散策。
街並み保存地区はおすすめです。

9時40分、竹原港に到着。

ここで自転車を袋にしまう必要はありません。
自転車ごとフェリーで大崎上島へ向かうので。

竹原港で乗船切符を買ったらオススメされたのがこちら。

サイクルーズパス| 一般社団法人 中国旅客船協会

即座に購入させていただきました。
切符を買って15分後にはもう出港。

大崎上島が見えてきました。

竹原出港から30分で大崎上島に到着です。

10時25分、大崎上島の白水港から明石港まで12.4km

を自転車です。

ちょっとした峠を越えて木江港付近。

とても良い天気、しかも終始追い風という素晴らしい自転車日和です。
割とラクチンに走行し、あまり体力を使わず45分ほどで明石港に到着出来ました。

大崎下島の小長港に向かう便の切符を購入。
竹原港で購入したせとうちサイクルーズPASSがここでも使えました。

明石港で休憩しながら、大崎下島に向かうフェリーをのんびり待ちます。

幸せ感じるひとときです。

待つこと約30分、ちゃんと時間通りに到着した小長港行きフェリー。

瀬戸内の島を結ぶフェリー、とても便利ですね。
定時に到着するし、乗船手続きが出港少し前で大丈夫なので。
路線バスのような手軽さです。

フェリーはほどなく大崎下島の小長港に到着しました。

12時10分、小長港と御手洗地区の1.8kmを往復

周囲が島に囲まれた、潮待ち瀬戸。

10分足らずで御手洗地区に到着しました。
御手洗休憩所。

ここに自転車置き場があるので

自転車を停め、徒歩で御手洗地区を巡りました。

ここまでのルートはこの通りです。

保存地区をおよそ1時間ほど堪能し、

とびしま海道を前に食事。

食事場所は御手洗休憩所のかたに教えて頂いた海の駅にしました。

「小長 海の駅」の正式名称は「ゆたか海の駅 とびしま館」。
日本最初の海の駅だそうです。
そして小長は「おちょう」と読むことを海の駅のかたから教えて頂きました。

ここで、とびしま道中のビタミン補給用にグミを入手。
そしてハンドクリームは、試供品を試したらサイクリングで荒れた手にとてもよく効き、しかもとても良い香りだったので、妻へのみやげにします。

ランチ時間ぎりぎりに到着し、海の家のかたもランチは大丈夫だとおっしゃっていただき、その上とてもおいしそうなランチだったのでとても心苦しかったのですが、食事にはレギュラーメニューのミートソースパスタを選択しました。
なぜなら前日は体調が優れずあまりちゃんと食事がとれなかったこと、その上で今日このあとの行程の長さを考えたら、食事にはハンガーノック対策のため吸収の早さを優先したからです。

パスタもとてもおいしかったですし、この後の完走に奏効したと思います。
心残りのランチはいつかまた来るときに戴こう、と再訪を心に秘めました。

御手洗から海の駅までのルートは、元の小長港に戻る復路です。

では海の駅を出発し

14時半、「とびしま海道」小長港から仁方駅まで29.4km

を走ります。

20分ちょっとで最初の豊浜大橋。
大崎下島を割と早く後にします。

この写真を撮影するまで、一度も足を付きませんでした。
豊島に入ってからもしばらくはとてもスムーズでした。
追い風も奏功したのではと。

しかし、次の豊島大橋に向かっての上りから、すこしづつ足が減っていきました。
豊島大橋は割と標高があり、前後は若干の登り降りでした。

上蒲刈島にはいって振り向いたところです。

アップダウンが多めの上蒲刈島では少しづつ足が減り、途中休憩が増えてきました。
レストラン花美月の自販機前ベンチで、とても長いジュース休憩。

小長を発って1時間半。
ようやく蒲刈大橋を渡り、長い上蒲刈島を後にし

最後の島、下蒲刈島へ入りました。

下蒲刈島ではずっと海沿いの石畳を走行。
タイヤが太いのを良いことに、アップダウンをひたすら避けました。
撮影してませんが、この地区も趣きある地区です。

最後の安芸灘大橋を渡り終えたところ。
小長からここまで約2時間。

この年齢になってようやく自覚出来たことがあります。
実は高所恐怖症だと分かりました。

いままであまり自覚がなかったんですが、確かに飛行機に乗ってたら時々ふと足元がおぼつかない感じが起こり、不安を覚えます。

以前しまなみを走った時の一番最初の来島海峡大橋がとても怖かったのを思い出しました。
だからそのときは風を感じてそらを飛んでる感じを楽しむことはせず、とにかくはやく渡り切ってしまおうとひたすら前だけ向いて走っていました。

この日は、最初の豊浜大橋ではそんな感覚はおこらず景色を楽しみながらゆっくり渡れたんですが、高さのある豊島大橋では再び下を向くことなく前だけ見て走ることに。
足がなくなった最後の安芸灘大橋は、ふらふら走ることもおっかなびっくりになるので、実は橋の途中までずっと歩道を押して歩いていました。

とにかく明るいうちに最後の橋を渡れて良かったです。

小長から約2時間半で、とびしま海道の終点に到着

竹原市内の周遊を含めて計約50kmのライド。
コロナ前のしまなみ以来の長さです。
しかも今回は荷物を預かってくれる車もなく、リュック背負いながらですので、今までで一番負荷があったかもしれません。

良かったこと

終始晴れてて、しかも少し追い風だったことです。
北半球中緯度は西風が卓越するのに、ずっと東風でした。

もうひとつは、久しぶりのまとまった運動のおかげで、代謝や睡眠という健康面の改善です。

心残り

サイコンがうまく使えず、ほとんどGPSログが記録されてなかったことです。
これは次回のあるなしにかかわらず、習熟しておくことにします。

そして、明るいうちに最後の橋を渡りたい旅程の都合で、大崎下島-岡村島は未踏なままなことも心残りです。
岡村には別のフェリーも通ってるので、もし次回があるのなら、この未踏箇所を通ってみたいです。

最後に、前後の旅程が長くて荷物が多かったことです。
とびしま海道走行中の荷物を減らすため、とびしま前後は積極的に宅配便を使いました。
それでも走行中の携行を2泊分未満に減らすことは出来ませんでした。
もし次回があるとしたら、できるだけ他の予定のない旅程の軽装で実行したいです。

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