昨年、禁酒を始めました。
と申しましても、乾杯プラスαをいただいた上記記事の投稿日を含め、仕事上のお付き合いでの飲酒を避けることはできませんでした。
その結果結局昨年の一年間は、断ることも出来た2回を含めて、
酒席には年間で計5回参加しました。
回数的には平均すれば2ヶ月に1回と、たしかに以前に比べて急減させることができました。
しかしこの5回の中にも1度、痛飲し記憶を失って翌日二日酔いになったということがありました。
回数を減らすことが出来た要因は、コロナのおかげと思っております。
また一昨年に、いったんすべて処分していた家の酒。
ですが、昨年数回のリモート飲み会をきっかけに再購入してしまいました。
日本酒のセットです。
リモート飲み毎に1本ずつあけ、セットで買った残りを数ヶ月かけて飲み終えた記憶があります。
このことから、昨年を振り返ってみると
昨年は禁酒とは言えず、単なる節酒
だったと思ってます。
上記リンクの前回記事に投稿しましたとおり、
一口飲むと酒量のコントロールが出来なくなる
という課題はいまだに残されているということを自覚しなければ、と心に秘めました。
そこでコロナ禍が続いていることに乗じて、
本年も禁酒にチャレンジする
ことにしました。
その本年は、これまで
外に出ての飲酒の機会は年間で3回で済んでいます。
最後の宴席は3ヶ月前でした。
この3回はいずれも大事な取引先との宴席で、必要不可欠なものでした。
幸いなことに3回とも酒量をなんとかきちんとコントロールでき、酒に飲まれることなくきちんと締め、記憶を残したままいずれも二日酔いもなく済んでいます。
家飲みの機会も、昨年のリモートの際に買って以降はありませんでした。
3か月までは。
およそ3か月ほど前、関係先から
銘酒な日本酒の4合瓶を1本頂戴しました。
この酒が美味し過ぎました。
2週間ほどかけて堪能した気がします。
このお酒を頂戴した方へ、同様の酒を返礼することにしました。
昨年に自分で購入した日本酒と同じ銘柄の特別版を贈ることにしました。
酒屋さんで購入するその時、返礼品用の1本に加え、「頂いたお酒と飲み比べる」という言い訳で
自分用としても1本購入してしまいました。
その自分用の1本はまたも2週間ほどで飲み終えました。
飲み切った日を正確に覚えていませんが、およそ50日前です。
返礼を送る先はアポ取りが難しいところなので、用意した返礼用のお酒は、近くに立ち寄る際に持参するという渡し方になります。
ということは、その返礼品を贈ることが出来るまでの間は、ずっと家に保管しておくことになります。
この返礼用のお酒を家に保管している間、なんと
この酒も自分で飲んで、返礼する際に新たに買えば良いんじゃね?
という考えが、何度か浮かんでしまいました。
そのような考えが何度か浮かんだことで、
もしかして自分はアルコール依存なのでは?
という仮説を立てました。
一昨年以前に家で飲むことがほとんどなかった理由は、ただ単に外で飲む機会が多かったからに過ぎず、しかも酒を飲む理由づけとして
もしかして自分(の脳)って、酒を断らないのを宴席のせいにしてた
に過ぎなかったのでは?と思いはじめました。
家での飲酒量は一昨年以前より増えたような気がします。
家飲みでは二日酔いになることはないし飲む量の自主制限も効くので、昨年まではあまり注視して来なかった点です。
このような疑問を持つようになったことで、
コロナで家飲みの機会が増えているのはその現れで、今それに気付けたのは外での飲酒機会が減ったことで宴席のせいに出来なくなったから
と思い至りました。
自分が酒好きでないのなら、宴席がなくても家飲みが増えることはないはずです。
しかしもし自分が酒好きなら、宴席だけを注意するだけでなく、家でも「痛飲することはないからとほどほどならOK」程度ではダメなんじゃ?と考えはじめました。
このように心に留めたことによって、そのあと家で保管した返礼品のお酒には手を付けることのないまま、無事に贈呈することができました。
返礼の贈呈を先方が非常に喜んでいただいたことがこちらにも伝わったので、そのお酒に手を付けないでおいて本当に良かったです。
先日、この動画を拝見しました。
自分が自転車や親指シフト入力方式をものにする際に大きな影響を受けた、勝間和代さんです。
この動画を見たことにより、「1滴も飲まないようにする」レベルで取り組みたいと思うようになりました。
すでにいま今うちにあるアルコールは、昨年春に消毒用で買ったウォッカのみです。
さすがにこれに手をつけたことはもちろんありません。
これまではどうしても自分の仕事の都合上お付き合いは避けられないことから「完全な断酒は無理」だと思ってましたので、自分に次の課題を決めました。
大事な宴席の場合でも上手な言い訳を見つけ、お酒飲まなくても過ごす
何事も自分次第だと信じ弱さを認めたうえで、お付き合い上の宴席でもはっきりとポジティブに禁酒を伝えることが出来れば、完全な断酒もできるのではないか、と思い至りました。
宴席で断ることができそうな上手い言い訳を探していたら、こんなページ発見。
この中のこのフレーズ。
- 健康のために生活習慣の改善中で、その一環として禁酒している。
- 飲んでいないときのほうがハッピーなことに気付いた。
そして、最後にお酒を飲んでから50日ほど経過した昨日、
禁酒セラピーを読みました。
禁煙セラピーで有名な方の著書です。
自分が禁煙していた時期には禁煙セラピーの存在を知っていましたが、そのときに読むことはありませんでした。
しかし禁煙は、主に自分の根性で進めたので、達成するまでの間にいろいろな葛藤も生じました。
その禁煙の経験から、禁酒はスムーズに進めたいなと思い、今回この本を手に取って読むことにした次第です。
著作権ある出版物の概要をWEB転載するのは憚られますが、自分が禁煙の際に考えた思考法と同じ方向性の延長線上でしたので、割とすんなり入りました。
今年も10か月を過ぎようとする今まで、外での宴席は3回、家飲みは日本酒四合瓶を2本だけ。
そして最後に飲んだのは50日ほど前。
今年の節酒はコロナの影響もあり割とスムーズに進んでるこの機会に、
断酒を決意することにしました。
飲酒と喫煙が大きく違う点は、飲酒にはまだ社会的認知度が高いことです。
従って、外飲みで酒を謝絶することが出来るかどうかが大きなハードルと思ってます。
- 家飲み用の酒を買わない、貰わない、貰っても飲まない
- 外での社交では上記のフレーズを用いながら、飲まなくてもその場を楽しく過ごせることを表し、飲まずに過ごす
を心に留めて、飲酒機会を上手に切り抜けて断酒を続けてみようと思います。
長くなりましたが、最後に、今後読み返したいサイトのリンクを以下に掲載します。
後日追記:宴席で飲んでしまいました。
この記事を投稿した17日後、宴席で飲んでしまいました。
断酒は約67日でストップ。
飲酒量はビール4缶です。
今翌朝ですが昨日の記憶は飛ばしておらず、体調も平常時同様です。
社交では飲まなくても楽しく過ごせるような雰囲気だったと思いますが、大変楽しいひと時でした。
今回飲んだ原因は、
- こちらがお呼びだてした席なこと
- お相手方は既にお飲みになってたこと
という経緯から「追いつかないと」という気持ちが生まれたからだと思います。
これで日数はリセットされます。
過去の禁煙時の経験則から、今回の原因は次に活かしたいと思います。
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