カートリッジ剃刀やディスポ剃刀について、3年ぶりに投稿します。
替刃の高価さに閉口して始まった私の剃刀道。
一旦はカートリッジだけでなく両刃や片刃、本レザーまで履修範囲が広がりました。
替刃価格の高さを回避したカートリッジは、チョイスを
ここ数年「サムライエッジ」「センサーExcel」「F2neo」へ収斂し
落ち着いてます。
BBSを狙いたい時期はサムライエッジ。
コスト重視ならF2neo。
そしてセンサーExcelはその両者の中間。
もうこれ以上、1個当たり200円を超える替刃や、3枚刃を超える替刃を使おうとは思わなくなりました。
さて先日出張で泊まった宿に備え付けのディスポが、なんと
GilletteカスタムプラスEX。

このカスタムプラスEX、私はカスタムPlus3と同じシリーズ名だからと単純に、これもセンサーExcelと互換だと思ってました。
ところが実際に並べてみるとこのカスタムプラスEX、実はセンサーExcelとの互換じゃないことが判明しました。
写真上の青カートリッジがカスタムプラスEXで、それ以外のグレーカートリッジはセンサーExcel。

同じカスタムプラスでも、EXと違いセンサー替刃が載ってるカスタムPlus3はセンサーExcelと互換のはずなのに…
この過去記事には割と多くのジレット・センサーファンの方に訪れて貰ってることもあり、Sensor3の後継品だと思ってたカスタムPlus3が本当にセンサーExcelと互換なのか確認のため、
カスタムPlus3を自分で買って確認してみることにしました。
ついでにセンサーExcelと互換なはずのカートリッジホルダー、Vector3も買って試してみます。
左がカードリッジ剃刀のVector3、右がディスポのカスタムPlus3です。

剃る前に、センサーエクセルとの互換を確認してみます。
カスタムPlus3とセンサーExcel
ディスポのカスタムPlus3は、センサーExcelと互いの替刃が装着可能でした。
写真上がセンサーExcelホルダーにカスタムPlus3替刃、下がカスタムPlus3ホルダーにセンサーExcel替刃を装着した様子です。

カスタムPlus3とカスタムプラスEX、2つのディスポ仕様を比較
同じシリーズ名ですが取付仕様は異なっていますね。
写真左がPlus3、右がプラスEXです。

写真上がプラスEX、下がPlus3です。
センサーExcelと互換性のなかったプラスEXは、取付幅が広くなっています。

カスタムPlus3で剃ってみた
単価の安いセンサーExcel替刃よりも安価なカスタムPlus3ですので、シェービング体験も他のディスポなりと想定してましたが、大変素晴らしいシェービングでした。
センサーExcelと同等といえます。
唯一の難点は、ヘッドの首振りが上下方向に大きく、ダイレクト感を損ねる点です。
二枚刃のセンサーExcelと比べると三枚刃なカスタムPlus3、刃先は刃「線」というより面状に近いことが、首振りが気になるようです。
センサーExcelと互換なカートリッジホルダー、Vector3
本品はジレット公式gillette.jpには掲載されていませんが、Amazonには輸入品なのか取り扱いがあります。
私はeBayで送料無料の1,103円(6.76$)をポチり、約半月で届きました。
Vector3はセンサーExcelと完全互換で、互いの替刃が装着可能でした。
写真左がセンサーExcelホルダーにVector3替刃、右がVector3ホルダーにセンサーExcel替刃を装着した様子です。

Vector3とカスタムPlus3
Vector3に付属の替刃は、カスタムPlus3据付の刃と酷似していることに気付きました。
左がVector3の替刃、右がカスタムPlus3据付の刃です。

両者はどっちがどっちなのか判別できず、全く同じものと推察しています。

使い込んでみました。
一番下の擦り切れそうなスムーサーが10回使ったカートリッジです。

ここまで使っても寿命間近の不快感は現れず、すっきりした剃り味でした。
この替刃、センサーExcelと似たシェービング体験をもたらす一方、単価は65円とセンサーExcelより安価です。
少し前までは一番単価が安くて高コスパだったF2neoも、今はセンサーExcelと同価格帯に値上がりしてる点を考慮すれば、
今のコスパNo.1のカートリッジ剃刀はこのカスタムPlus3と言えそうです。
最後に、ディスポを色々試した結果を7年前に格付けしたランキング
を、今日の記事に登場させたディスポ2つを加えて
我的ディスポ最終ランキングを7年ぶりに更新しました。
1位 | GilletteカスタムPlus3 |
2位 | FEATHERロングランナー / KAIヤングT / ロードII |
3位 | GilletteカスタムプラスEX / BiC Comfort Twin / KAIパーフェクト2 / KAI P-002 / KAIゴールドステンレス / Schick Protector / ロードDX |
4位 | BiC2 |
5位 | その他備え付けのディスポ |
今回コスパNo.1と評価したカスタムPlus3は他を圧倒する1位としました。
BBSな剃り心地と耐久性の両立は、単価200円を超えるカートリッジ、Gillette MACHSYN3にも迫るパフォーマンスの良さです。
カスタムプラスEXの方はBiC Comfort TwinやKAI P-002相当の得点をつけさせていただきました。
なお全ての評価はYMMVです。主観に基づくものなので個人差があります。
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