禁煙6ヶ月を経過したらだいぶ楽になるのかな?と思っていました。
実際6ヶ月を超えてからは、ほとんどタバコのことを思い出さなくなってきました。
しかしちょうど7ヶ月目となった今日、
突如思い切り吸いたくなった瞬間が発生しました。
このときは逆に無意識に禁煙していることも忘れ「あれ、何故今タバコがないんだろう?」位の境地に陥ってしまいました。
やばいやばい。
すぐに今禁煙していることを思い出し、我慢がまん。
身の回りにタバコがない環境なことも幸いしたのか、吸いたい衝動は10秒程度で収まり、今日が禁煙7ヶ月目ということまで思い出しました。
禁煙3ヶ月超以降最大のピンチでした。
なぜ突然こんなことになったのか。ちょっとその瞬間を振り返ってみました。
衝動が発生したのは、今年初めに手がけて以来ご無沙汰にしていたPCでの作業をおよそ8ヶ月ぶりに行ってた時でした。
作業とはWEBの更新です。
最後にその作業を行ったのは今年の2月中旬。ちょうど禁煙開始直前です。
PCを使って大変な集中力を要するもので、根詰め過ぎて行き詰ったりします。
過去この作業をして行き詰ったときには、必ず気分転換にタバコを吸ってました。
今回衝動が発生したのはまさにこんなとき。PCを前に行き詰った瞬間でした。
ということは、以前なら喫煙していたであろう瞬間を8ヶ月ぶりに迎えたことで、喫煙時代のメンタリティがフラッシュバックしたのが直接の原因ではないかと。
一般的に、飲酒と喫煙を切り離しにくい理由は、以前も書きましたが私の考えでは、この2つは
セットになって習慣付けられているから、
だと思います。
飲酒開始時期と喫煙開始時期は、一般的な人ならほぼ同時のはずです。
ということは、禁煙している人が飲酒時に禁煙が途切れてしまうことを防ぐ手立てとしては、まず
セットになっているこの2つを分けて考えること
だと思います。
分けて「考える」と書きましたが、禁煙3ヶ月を超えたら吸いたい衝動は100%脳が作り出した幻想ですから、脳に命令するために敢えて意識的に「考える」ようにするのが大事だと思います。
だから私は禁煙開始後の飲酒時は、あえてこのような思考をし、喫煙のない飲酒を重ねて経験を積みました。
その結果、今は飲酒時にタバコが吸いたくなることがなくなり、むしろしゃべったりおいしいものを食ったりしたくなります。
この飲酒と同じで、今回のPCで集中する作業も喫煙とセットになって習慣付けられていたのではないかと思います。
それなら、これを克服するには、セットになってる2つを分けて考え、喫煙なしでWEB更新する経験を重ねる必要がある、ということになりますね。
この考え方で過去5回3ヶ月で失敗した禁煙を振り返ると、思い出せる限り私の過去の喫煙失敗ケースは、飛行機や電車など長距離移動から開放され、同行者が喫煙したのを見たときが主でした。
これは、長距離移動後と喫煙がセットで習慣化されていたことにより、禁煙していても突如同じシーンに遭遇すると、セットで記憶されている喫煙がフラッシュバックした、と説明がつきます。
現在継続中の禁煙では、一人の長距離移動はすでに何回も行っていますが、喫煙者と同行する移動は未経験です。
とはいっても、喫煙者との同行移動自体ここ5年ほどしてないことなのですが、もし今後そういう場面になったときにどうなるか、今のうちから意識して気をつけておきます。
以前、一本だけは
禁煙が進めば進むほど強くなる恐れがある
というようなことを書きました。
理由は、禁煙が進めば進むほど衝動に対して無防備になるからですが、今回なんとなく思ったのは、
脳内では喫煙とセットになっている可能性のある行動を事前にリストアップし、それらを喫煙と分けて考え、必要があれば敢えてその場面を禁煙しながら意識的に作って行い、経験を上書きすれば、一本だけに対して無防備にならず、根絶できるんではないか?
というものです。
とりあえず今考えうる「喫煙とセットになっていた行動」は以下の3つ。
- 「飲酒」は、喫煙と分離して捉えながらの経験を積み重ねたので克服済み
- 「根詰めたWEB更新」は今回始めて遭遇したので、今後は喫煙と分離して捉えながらの経験を積み重ねる
- 「喫煙者と同行の長距離移動」は、今後遭遇する可能性がないとはいえないので、今のうちから意識しておく
あとは
禁煙する前からだいぶ分けていたので、この3セットだけかと思いますが、一本だけ予防に一応他にないか、今後はゆっくり考えていこうと思います。
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