DIY剃刀

2代目ウエットシェービング用品の棚をDIYで制作

この記事は約4分で読めます。

約3年前に一度、このような棚を作ったことがあります。

増えてきたシェービンググッズを収納する専用棚をDIYで自作してみた
シェービングの学習のため、日頃からよく様々なシェービング動画を見ています。 はた目には、おっさんがおっさんの延々とヒゲを剃っている動画を熱心に見ている、という異様な絵図です。 そのシェービング動画の背景の奥によく「シェービンググッズ専用の棚」が映っているの...

連休に思い立ってこの

ウエットシェービング用品の棚の2代目を作る

ことにしました。

毎日のシェービングでは気軽に「朝の気分でカミソリやソープなどの組み合わせを替える」のが理想です。
そのようにするには一目でわかるように並べておかないと、別の場所に仕舞ってあるものにはつい手が伸びづらくなってしまいます。

初代の棚を作ってから今日まで、いつのまにかさらにシェービング用品が増え、これらは初代の棚には入りきらなくなってます。
特に両刃・片刃カミソリやソープが増えており、これらは棚とは別の場所に置かざるを得なくなっていました。

今回の棚制作は、別の場所に溢れたシェービング用品も収容できるほどの、より大きなものにするという狙いがあります。

まずは図面。

描いた図面は「棚の全体図」「木の切り出し寸法図」「穴空け位置図」の3つです。

図面とは言ってもこのようにドラフトレベルです。
単位はmm、のこぎり幅は2mmをみました。

とにかくこの図に従って、

採寸・切断・穴あけ

を繰り返しました。

間違わないように、何番目の棚なのかを同じ位置にマスキングテープで明記しました。

採寸・切断・穴あけが完了したら、

組み立てです。

初代の棚の組み立ては真鍮釘だったし、この2代目も同じく釘にしようと思っていました。

しかし初代より大きな2代目は木材の曲がりも大きく出てしまうことから、釘より引き抜きに強いビス止めに変更しました。

と組み立てるまでは順調に進んでいましたが、ここでハプニング発生。
穴あけに大活躍だった電動ドリルドライバーのバッテリーが切れてしまいました。

急速充電器があるので、いつもなら短時間の充電で作業を再開できるのですが、その急速充電器がいつのまにか壊れてしまっていました。

ドライバー付属品の低速な充電器でゆっくり充電とならざるを得ず、初日の作業はここで終了となってしまいました。

急速充電器を買いなおそうかとアマゾンで見てみたら、安い価格でサードパーティのバッテリーが2個セットで買えることを発見しました。
このバッテリーは急速充電器を買いなおすよりはるかに安いので、今後のためにこのバッテリーを買うことにしました。

翌日、バッテリーの充電が終わり、ビス止めで組み立てが完了しました。

塗装です。

初代棚は塗装を組み立ての前に施しましたが、今回の2代目は組み立て後に塗装することにしました。

塗料は初代棚と同じ、水性ウレタンニスにしました。

思い立ってから正味2日間で完成です。

今後さらにシェービング用品が増えてもある程度許容できる余地を見込んだ大きさで作ったつもりでした。
グッズを並べてみた第一印象は「作った自分も引くぐらいデカい」でした。

上の段です。

上から、

  • シェービングソープ・アルム
  • ブラシ(ボア・バジャー)
  • ブラシ(シンセティック)
  • 本レザー

です。

ブラシは首をつまんでぶら下げて毛を下にしようとした(が失敗)初代棚のやり方を止め、普通に毛は上向きで置いておくだけにしました。

本レザーを立てるギミックは、

このように一列に穴あけした木を列に沿って真っ二つにしたら穴が溝として並び、

その溝に刃尾を立てかける、というものです。

こんなんで地震でも来たら大丈夫かな?

と思ってた瞬間、偶然にも震度3の地震が来ました。
割と長い揺れの中でこの棚の本レザーを眺めてましたが、ずれたり傾いたりすることもありませんでした。

続いて今回のメインである下の段です。

上から、

  • 両刃の替刃
  • 両刃カミソリ
  • 片刃カミソリ
  • カートリッジカミソリ

です。

替刃とホルダーを同じ棚に並べるようにしたのが、今回製作の一番のポイントです。

大容量の棚により全てのシェービング用品を見える化し一元管理出来たことにより、これからは毎日気軽に「朝の気分でカミソリやソープなどの組み合わせを替える」理想のシェービングライフとなりそうです。

一方その尋常でない量という事実を目の当たりにし、この棚のキャパを超えるグッズの購入は控えようと新たに決心したきっかけともなった棚制作でした。

後日改造しました

多少断捨離した9ヶ月ののちに、真ん中あたりの棚板を1枚抜きました。
改造のためです。

1×4の棚板を抜いた跡には1×8材ではみ出す感じにしました。

左側に無印で見つけたアクリル小物入れを据え付けるためです。

そして右側には、#shaveofthedayを撮る場所を確保しています。
1×8で棚板を広くした理由はこのためです。

コメント

  1. うにぞう より:

    お久しぶりになります!
    ブログ「HAVE A NICE SHAVE」のうにぞうです。
    ブログへコメントいただき、有難うございます。
    久方ぶりにこちらへお邪魔しましたが、凄いことになってますね!
    そして、ストレートレザーへ手を伸ばされている様子。
    今やまごうこと無きパワーユーザーですね。

    しかしコレは立派な棚を作られましたね
    海外のブロガーさんで棚を自作される方は結構拝見しますが、
    日本のブロガーさんでは珍しい。真に圧巻の風景ですね。
    お疲れさまでした。カッコイイです。

    こっちはブログにも書きましたが「断捨離」断行中です。
    コロナで都心に住みづらくなってきましたので郊外に住居先を
    物色中。なので荷物も少なく、身軽にしてるところです。
    ソープ類は消耗するので新しくしてますが、
    ホルダーとブラシは変わってないです。
    両刃カミソリの記事がたくさんあるので今から拝見します。
    これからまた定期的にお邪魔します。
    よろしくおねがいします。

    • Eco_Town より:

      うにぞうさま、こちらこそコメントありがとうございます!
      以前いただいたコメントにあった
      「ひげ剃りで一日のはじめにあーだこーだ考える習慣」が
      今の自分の生活の好循環を生んでます。
      今後もカミソリ道は続けて参りますので、よろしくお願いいたします。

      私も断捨離してたんですが、その過程でDIY属性に目覚めたことで、
      逆にランコスと機能性を高めることが出来る工具器具備品は「投資」と思うようになり、
      出費に糸目を付けなくなってしまいました。

      ウェットシェービングの世界が自分にあまりにもぴったりで、道具に糸目をつけなかった結果、このような棚を作るに至ったのですが、
      この棚の容量を上限に保有本数を線引きすることにしたので、
      今後は急激に増えることはきっとないはずです( ^ω^)・・・

      郊外転居応援します。
      弊方は高度成長やバブルとは縁遠いローカル住まいですが、
      今の時期はそのプリミティブさをメリットと満喫するようにしてます。

  2. GED より:

    いいですねー
    私は3DPとステンレスパイプでぶら下げるだけのものを自作しました
    色々と参考にして作り直してみようと思います