現在、別のMTBであるKONA EXPLOSIFをインチダウンする作業を進めてます。
先日はその作業の途中で、ホイール組についてネットで調べていました。
どうやら、リムブレーキ車にはイタリアン組が向いているようです。
Vブレーキ仕様であるLGS-SIXを見ると、逆JIS組になっていました。
LGS-SIXのホイールも組み直ししてみようか・・・と思ったとき、
「EXPLOSIFで進めようとしているインチダウンをLGS-SIXでできないか」
とふと考えてみました。
LGS-SIXをインチダウンする場合、Vブレーキ仕様であるということがハンデになります。
Vブレーキの台座はタイヤサイズに応じた位置に固定されてますので、Vブレーキ仕様フレームでホイール径を変更しようとすると、Vブレーキ台座の位置も変更しなければなりません。
より大きなホイールへとインチアップしたいなら、700C化用のトランスファーが市販されていますし、ロングアーチVブレーキのように台座を移動せずシューのみ移動できる商品もあります。
しかしホイールを小さくしようとするインチダウンの場合は、物理的に台座を移動させなければならず、さらにそういう商品を見たことがありません。
そんなわけでVブレーキ車であるLGS-SIXのミニベロ化はこれまで想像もしませんでしたが、検索してみると、
BD-1@NET
こんなことをなさっている方を見つけました。
左右分離したトランスファーを逆付けすることでインチダウンを図ろうとした記事です。
これをみて、当初想定できなかった「Vブレーキのインチダウン」を試したくなりました。
ついてはLGS-SIXを24インチミニベロ化を図ることにしてみます。
まずはイタリアンで24インチホイールを組み、LGS-SIXに装着してみました。
インチダウン前の写真と並べてみました。
24インチが前者、26インチが後者です。
24×1.75と26×1.25の比較なので、タイヤ外径にそれほど大きな差がないのか、大きな違和感はないようすかと。
タイヤ外径の変化が少ない分、ペダルが地面と干渉するかどうかはあまり気にしないで済みそうです。
あとはVブレーキの位置を変更して、24インチホイールに当たるようにするだけです。
本来はインチアップを目的とするこのVブレーキ台座トランスファー、Yahoo!ショッピングで1点発見。
自分が買った直後にSOLD OUTになりましたので、最後の1品でした。
このトランスファーを利用し、まずはリア側からVブレーキ台座のスタッドボルトを移動してみました。
すると残念なことに、もともとのDEOREのVブレーキがトランスファーに干渉しました。
そこで、干渉しなさそうなVブレーキを探したところ、BR-R353が求めていた形状に近そうです。
ここでインチダウンを断念したくないので、購入。
装着したところ、なかなかいい感じになりました。
あとはフロントフォークも同様にするだけで完成です。
しかし、あと一歩のところまできて、フロントフォークのスタッドボルトが外れません。
裏側から見てこんな感じなので、外れないことはないと思うのですが…
まずはヒートガン。
この商品がちょうど近所の実店舗で2千円台というセール対象になっていましたので、そちらで購入しました。
続いてパイプレンチ。近所のホムセンで980円。
ヒートガンとパイプレンチの併用で、改めてスタッドボルトに挑んだところ・・・
スタッドボルトが折れてしまいました…
スタッドボルトを外すことのできるフォークだと、Vブレーキでもインチダウン可能だと思いましたが、
私はここでLGS-SIXのインチダウンを断念しました。
ボルトが折れたフォークB-145は、ディスク化するKONA EXPLOSIFで使うことにしました。
LGS-SIXには
こちらのフォークを調達しました。
24インチミニベロ化は、ディスクブレーキ仕様の別のMTB、KONA EXPLOSIFで果たしましたので、ご興味をお持ちの方はこちらからご覧ください。